1940〜50’s B-15 民間品
2013年のお正月、地元の古着屋さんのお正月セールで入手した「B-15 民間品」です。
年代を忘れてしまいましたが、おそらく1940〜50年代のモノだと思われます。
タグ等も付属しておりませんので詳細が判りませんが、クオリティはB-15そのモノです。
お正月セールの内容ですが、店内のウエア類が50%OFFだったのでコチラは1万円以下で入手できました。
試着してみたら奇跡的にSサイズ相当でした。
ボア部分と袖リブに致命的なダメージがありますが、それ以外のボディ等は物凄くコンディションが良いです。
これだけキレイなヴィンテージのミリタリージャケットは中々お目にかかれません。コレは民間品ですが。
オリーブグリーンにリブがブラウンの配色です。
襟は茶色のムートンです。ジッパーエンドはコの字ではないので40年代のモノでは無いと思います。
襟を立てるとミリタリージャケットそのモノの作り・ステッチになっています。
首元にはボディと同素材の輪が設けられているだけです。
ムートンの質感もキレイなのですが、襟足部分に大きな穴があいてしまっております。
この部分からムートンがポロポロと剥がれ落ちるので、リペアしたいのですが…自分で何とかしたい所です。
ネットに入れて洗濯したら…やはりと申しましょうか、多少、解れが広がりました…
ジッパーは片ツメの「CONMAR」です。スムーズに可動します。
ジッパースライダーの裏側に「47」と小さく刻印が入っています。
ポケットも非常にキレイです。
でも、購入時に試着した際にポケットの中にゴミが入っておりました…
裾のリブ部分の画像です。
画像では判りづらいかもしれませんが、リブ部分はミックスリブの配色・配合です。
脇下部分に糸の解れがありました。でも、全体的に縫製のダメージもございません。
袖リブは…左右共に悲惨な状態になっております。
袖口でなく、手首側が大きく裂けたように穴があいてしまっております。
コチラも要リペアですが、実際に着用するなら自分で何とか直したいところです。
非常にキメ細かいコットンボディです。現行アメカジブランド品と大差ないくらいにキレイです。
僅かに汚れが付着しているところもございますが、洗濯したら若干汚れも落ちました。
裏側も撮影しておきました。
ご覧の通り、ジッパーの位置は中央で、防風用のフラップも付属しておりません。
裏地の胴回り部分はアルパカ・ライナーです。状態は良いです。
袖の裏地は当時の肌着に用いられているような、ウール混のアイボリーカラーの生地です。
リペアにお金をかけたくないので自分で何とかしたいのですが…
何ともしようも無いくらいに本格的なダメージなので、未だに着用を控えております。
とはいえ、ボア部分と袖リブのダメージ以外は非常にキレイなので、入手できて幸運でした。
本当にSサイズ相当のミリタリー(民間品)ウエアは簡単に見つかりませんので…
更新日付 2013年2月12日