50’s ドリズラージャケット リバーシブル (オリーブ×チェック柄)(ブランド不明)

 

 

「1950年代」のリバーシブル・ドリズラージャケットです。

いつもお世話になっている地元の古着屋さんで発見しました。

生地に着用感の一切無いデッドストック状態で、価格は6000円くらいだったので

現行レプリカの値段を考えると恐ろしい位の価格差があるので購入させていただきました。

デッドストックのヴィンテージジャケットの方が安いのですから…僕にとってはありがたいです。

 

品質タグ等が一切無く、詳しい訳でもないのでブランドまでは判明出来ませんが

作りこみは非常に素晴らしいので、きっと有名ブランドの品だと推測できます。

サイズ表記もありませんが「XS」位の大きさで、

普段Sサイズを着用している僕でピッタピタのシルエットです。

カラーは「オリーブ」と「薄いオリーブ地のチェック柄」のリバーシブル仕様です。

(チェック柄はページ下部で画像を紹介してあります)

カラーリングが完全にミリタリーっぽい色合いなので、派手さは無いのですが着まわし易いと思います。

 

襟部分の画像です。

よ〜く見ていただくと違和感があるとお気づきだと思いますが、ボタンの配置が逆です。

つまり、本来ならばこのオリーブ配色側が裏地になるのはずなのですが、

古着屋さんでもコチラが表になっておりましたし、

単純に僕がコチラのオリーブ側の方が気に入っているので気にしないでご覧下さい。

あと、襟のボタンホールを使った形跡がございません。本当にデッドストックです。

リバーシブル仕様なので、襟の裏側には裏地側の生地(コチラではチェック柄)が使われております。

 

ハンドポケットは表側にポケット縫製のステッチが出てない、シンプルな形状です。

ポケット内部のスレーキ生地は、物凄く薄手で時代を感じるコットン生地です。

 

脇下部分の画像です。

物凄く感心してしまうのですが、リバーシブル仕様でありながら縫製が表に出ない作りになっています。

当然、裏側(両面)で同じ仕様なので非常に手の込んだ作り込みだと思います。

60年以上も前のジャケットには思えません。

 

袖口の画像です。ボタンは2個付いております。

いわゆる「剣ポロ」と呼ばれる、肘に向かうスリット状のディテールでは無い袖口です。

ボタンは各部とも同じモノです。カラーは暗めのオリーブでやや厚手です。

プラスティック製だと思いますが、マットな質感でヴィンテージの風合いがあります。

分かり辛い画像ですが、リバーシブルジャケットなので袖のボタンもリバーシブル仕様になっており

2個のボタンが両側でまとめて取り付けられています。

 

ウエスト部分にアジャスターのゴムが内蔵されていて、ステッチで縫いとめられております。

 

 

オリーブ生地側の拡大画像です。細かいのですがムラ糸が見てわかります。

生地の編みこみは細かくて薄手なのですが、本当にミリタリーチックは雰囲気があります。

全体画像でも映りこんでいるのですが、左袖の肘部分に汚れが付いています。

このジャケットの唯一の汚れですが、一切気にしません。

 

【チェック柄】

本来は表側であろう、チェック柄側の画像です。

各部のディテールは両面共に同じなので特別なコメントはございません。

 

本来のボタンホール配置が正常(のハズ)な襟です。

コチラも使用していないので、ボタンホールが未使用新品そのままです。

襟の裏側はオリーブ色の生地をしようしております。

 

ポケットの作り、内部のスレーキも同じ使用です。

 

リバーシブルジャケットながら、両側共に縫製が見えない作り込みになっております。

 

袖口の画像です。

 

使用されているチェック柄生地の拡大画像です。

実物の色合いは上の画像よりもより濃く、黄色・白の発色が強いオリーブっぽい色合いです。

オリーブの生地と比べると、厚さは同じ位ですが風合いは若干異なります。

 

【ジッパー画像】

リバーシブル対応のジッパーなので、表裏側の画像をまとめました。

使用されているジッパーは「TALON」の「バタフライジッパー」です!非常に嬉しいディテールです。

 

 

 

スライダー上部に物凄く小さく「USA」と刻印が入ります。

 

更新日付 2011年5月24日