The REAL McCOY’S A−2 RWA2001 シールブラウン

 


「The REAL McCOY’S (ザ・リアル・マッコイズ)」のA−2レザーフライトジャケットです。
地元の大型リサイクルショップに突如出向きたくなり、その際に発見した一品です。
付いていたお値段が「15800円(税別)」で「嘘だろう?」と思いましたが
クオリティはマッコイA−2そのモノでしたので、一か八かで購入しました。
その後、本物のマッコイA−2と判明しましたが、お店の中で購入に踏み切るか?悩んだのは事実です。

 

いわゆる、倒産前の「旧マッコイ」と呼ばれる時代のA−2で
倒産直前モデルとなる2001年モデルです。

 

ホースハイドでカラーはシールブラウンです。
コンディションは14年前のレザージャケットとしては非常に良いです。
インナーに着用感が出ておりますが、革は綺麗でリブにもダメージがございません。
サイズは「36」で普段Sサイズを着用する僕にジャストサイズだったのは幸いでした。


 
 
 
 

襟は台襟ありタイプです。襟のスナップボタン部分に緑錆が出ておりました。
台襟部分にフックパーツが取り付けられております。
また、スナップボタン裏側面はライニング生地で丸くカバーされていて非常に手が込んでいます。
 
首元タグはマッコイネームのブランドタグで、実物再現タグではございません。
「DRAWING NO.30−1415(仕様番号)」は現行マッコイ品と同じですが
その下のナンバー「NO.39−2622P」という記載部分が
旧マッコイのA−2と判別する部分と教わりました。
少しだけ自分で調べましたが大戦前モデルの表記です。

 
ライニング(内貼り)の襟足部分に着用感が出ています。
かなり着込んだ形跡で、手荒に扱うと破れてしまいそうですが
僕がそれほど着用するとは思えないので現状維持でしのぎたいです。

 

 

ライニングの背中部分には白いエアフォースマークとANスタンプが押されています。
スタンプは少し薄くなっています。


  
  
 
 

ジッパーはベル型タロン片ツメジッパーを用いています。反射して文字が読めませんが…
コの字留めで、ハトメタイプという点が2001モデルの特徴みたいです。
ジッパースライダーの開閉はスムーズでダメージはございません。


 
 
  

左右それぞれのポケットを撮影しておきました。フラップの曲面が綺麗です。
内側のレザー剥き出し部分を触ってホースハイドと確認しました。
また、現行リアルマッコイA−2には左ポケット内に白いマッコイタグが取り付けられておりますが
コチラのA−2にはそのタグが無かったので昔のモデルなのかな?と、勝手に推測しました。
(首元タグがマッコイネームの場合は無いみたいです)

  
ポケットに使われているスナップボタンです。コチラにも緑錆が出ています。
襟元のボタンも同じタイプが使われております。


 
 

肩のエポレット部分です。シッカリと縫製されて取り付けられております。


 
裾部分と脇下のハトメ部分です。ハトメに緑錆が出ています。

 
裾・袖リブはブラウンです。
ノーダメージなのが信じられません。とても綺麗です。
 

左右それぞれの袖部分を撮影してみました。
革が擦れて色が剥がれている部分が見受けられますが、
下地が綺麗に出ていて迫力のあるエイジングです。



レザーの拡大画像です。上画像が背中部分を撮影したものです。
 
前身頃の左右胸部分を撮影した画像です。
革のシボの出方が左右で異なるのが確認できます。
黒に近いシールブラウンのホースハイドのレザーの質感は、10年以上経過しておりますが非常に良いです。 

運良く入手できた一品ですので、大切に愛用致します。

 

更新日付 2015年2月14日

 

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