50’s Pコート (DSA−1ー4825)
1950年代のPコートです。
地元の古着屋さんの2012年お正月セールで購入しました。
半額セールなので購入金額は5000円くらいだったので、とてもお得だと思います。
ウールジャケットやPコートは、探せばヴィンテージでも程度が良くて
レプリカより遥かに安いので僕には大変ありがたいです。
サイズは「36R」で袖が短く直されています。おかげで袖丈もジャストサイズです。
シルエットも割と細身なので、画像の見た目よりもスッキリした印象になります。
ちなみに年代・型的に1個前のモデルのPコート(サイズ36)もたまたま一緒に置いてあったので
両方着用して比較したのですが、1個前のモデルの方が明らかに大きいサイズだったのです。
ですので、コチラを選んで購入しました。(若干安かったし…)
特にダメージもありません。
襟部分は大分大振りです。ホコリまみれですが購入後そのまま撮影しました。
その後、普通に洗濯機のドライモードで洗濯しましたが、
特に変化が無かったので(未洗い状態だったので若干洗いクセが出た程度)一安心です。
襟の裏側には襟をキッチリ閉じるためのボタンが取り付けてあります。
その襟部分の根元の縫製が結構大雑把です。
ボタンはプレーンなアンカーボタンです。若干擦れ傷が付いています。
ボタンの取り付け糸も当時のままだと思います。
ハンドポケットの画像です。内側は厚手のコーデュロイ生地で当時のディテールです。
袖部分の画像です。
画像だけでは判り辛いのですが、実際には3センチ程折り返してあって
その分をしっかり内側生地も調整して縫い直してリペアされています。
腕の短い僕が着用しても、気持ち短め…のサイズなのですが長いよりありがたいです。
当時、このPコートを着用していた方はかなり小柄なのか?
その後入手した方が直したのか?そこまでは不明でございます。
ウール生地の拡大画像です。
目が詰まったメルトン生地で、カラーは黒に近いネイビーです。
かなり肉厚のヘビーウール生地なので、真冬でも充分着用する事ができます。
ボタンは片側4列(襟元に1個)です。ウール生地が厚手なのでボタンの開け閉めは結構大変です。
右胸裏に胸の内ポケット、左側ハンドポケット裏にも内ポケットが設けられています。
レプリカ・Pコート等でもよく見かけるスペックタグ「NAVAL …」という表記の次の型のタグだと思います。
タグの読み方(DSA-1-4845)が判らないです。年代も古着屋さんで聞いたのでその通りで記載しております。
取り付けのステッチが結構大雑把です。
腰裏にあたるスリット部分の画像です。
内側背中部分の縫製も大雑把な縫い方です。
更新日付 2012年2月4日