1960’s N-1 民間用
民間用の「N-1」ジャケットです。地元の古着屋さんで購入しました。
8000円くらいでしたのでレプリカ新品・ヴィンテージ実物より遥かに安いと思いました。
元々はミリタリージャケットですが、コチラは軍の配給品では無く民間用のN-1です。
詳細は全く判らないので画像でご確認下さい。
古着屋さんが2012年末にアメリカ仕入れに行った際に入手したものです。
サイズ表記はございませんが貴重なSサイズで、Sサイズ体型の僕が着用してジャストサイズです。
カラーはややキャメルカラーっぽいオリーブカラーです。
ボタンがオリーブカラーなので若干の色合いの違いがお分かりになるかと思います。
やや袖丈が短めで、身幅は広めです。
コンディションはヴィンテージウエアとしては良い方だと思います。
数箇所汚れが付着していて、裾のボタンが無いくらいです。
雪の降らない僕の地元での真冬の夜のアウターとして着用しても問題無く暖かかったです。
首元はボア仕様です。チンストラップが付属しております。
ジャケットのサイズが小さいので、着用してチンストラップを閉めるのは困難です。
チンストラップのボタンホールを見ると、後から穴をカットした事が判ります。
首元のタグです。理由は判りませんが2枚重なるように縦に縫い付けられています。
大きく「N-1」と記載されているのが特徴です。
画像では写りこんでいないので実物で確認しましたが「WPL 6362」と記載されています。
(数字は読み取り困難な状態)
ボタンはオリーブカラーで、N-2等にも使われているサイズと同じだと思います。
フロントボタンの最下段ボタンだけは紛失しておりましたが、閉める事も無いので不自由ございません。
裾の内側にはドローコードが付属しています。特に使う事はございませんが状態は良いです。
ジッパーは持ち手の大きい「EMAR」製です。可動は全く問題ございません。
ハンドポケットの画像です。内側の布はやや薄手のコットン生地で若干水色っぽい色合いになっています。
画像はありませんが右側ポケットの内側の縁縫製が解けているので直さないとモノが落ちてしまいます。
脇下と袖口画像です。袖口は内側にリブが設けられております。
リブは白と黒の糸のミックスリブです。
ボディ生地の拡大画像です。
やや目の粗いコットン生地ですが、実物N-1を見たことが無いので比較できません…
織り込みにムラがございます。
ボディに付着した汚れです。この2箇所くらいですが特別気になりません。
ボディ内側の画像です。胴と袖で異なる素材を用いています。
これも実物を見たことが無いので比較できません…
胴体部分はウール混のアクリル素材みたいです。起毛しています。画像はありませんが、背中一面もコチラの素材です。
袖部分はアクリルボアだと思います。ヴィンテージ品としてはキメ細かく肌触りが良いです。
比較的温暖な地域の僕の地元では充分な防寒性がございます。
【追記】
ネットで検索したら全く同じ首元タブ(大きいN-1表記)の民間用N-1の画像を発見しました。
が、袖リブの色が異なったり、首元タグが1枚だけだったりと
完全に一致するものではございませんでしたが、
間違い無く、他にも存在するタイプの民間用N-1と判っただけでも収穫でした。
でも「民間用N-1」で検索して一番最初に出てきたのが
購入した事を伝えた僕のブログ記事だったので…どうしようもございません。
更新日付 2013年1月21日