N-2B (6278 E or F)
ヴィンテージの「N−2B」です。
1年ほど前に(調べてみたら2010年5月でした)「キンジロートレード」様にて入手しました。
スペックタグが紛失しているので正確な型番は分かりませんが「6278 EかF」との事です。
ジッパーの雰囲気から「1960年後期〜1970年代」位のモデルだと推測しております。
ヴィンテージより現行レプリカの方が価格が高額なのですが
コチラは現行レプリカの10分の1くらいのお値段でした。ダメージ・リペア有りとはいえ安すぎです。
1960年頃〜以降のN−2Bのボディカラーはセージグリーンです。
数箇所に茶色く変色(退色)した跡がございますが全く気にしておりません。
通常Sサイズ体型の僕が着用してやや大きめなので「Sサイズ」だと思われます。
年代的には30〜40年位前のジャケットですが、普通に着用できるコンディションです。
現行レプリカ品と比べると、ややボディが痩せて薄くなっている印象がありますが
着用していて重い等の不都合も無かったので、冬場に普通に着用しておりました。
フード部分にはコヨーテファーとアクリルボアが付いています。
コヨーテファーとボア部分のコンディションはキレイです。
かなり大きいフードなので重量感があるような印象がありましたが、
実際に着用するとそれほど重さを感じる事もなく、むしろ背中肩口が暖かくて冬場の着用に重宝しました。
フードのジッパーは「CONMAR」のベル型です。ジッパー裏の刻印は「CONMAR」「USA」「5」です。
持ち手のレザーに年季を感じますが実用可能です。
また、フードを固定させるスナップボタンには青錆が出ております。
スペックタグが無いので型番・製造年・サイズ等が正確に分かりません。
白タグだった…という事が破片で分かるのみです。
フロントジッパーはMA-1とは異なるタイプの大きく屈強な「CONMAR」ジッパーが付いております。
スライダー裏側は無刻印です。
前立て部分の三角ステッチのピッチが大きめです。
フロントジッパーのフラップを留めるボタンです。キレイで普通に使用できます。
むしろ使用頻度が少ないのか?留めるのに硬くて少し心配になる位です。
ハンドポケットの画像です。
ポケット内は毛羽立ったウォーマー生地が縫い付けてあります。
シガレットポケット周辺はナイロン生地が色焼けしております。とはいえコンディションが悪いわけではございません。
ジッパーはフード部分と同じ「CONMAR」です。コチラの方が持ち手のレザーがキレイです。
このN-2Bが格安だった理由の一つの袖リブ部分です。
大きなダメージがあったみたいで、穴が開いていた箇所に同じようなリブ素材が縫い付けてあります。
個人的には全く気せず、かつ「こういったリペアも有りだなぁ…」と思いました。
スナップボタンの画像です。
ウエスト部分のスナップボタンのオス側裏の刻印が上下で異なっておりました。
(下画像の中央と右画像です)
こういったイレギュラーな仕様が個人的には大好きです。
分かり辛いのですが裏地側の画像です。
フロントのボタンは裏地側で4つ穴ボタンで留められております。
内ポケットの画像です。
複雑な画像に見えますが、フロントポケットと繋がっているだけです。
一度、ココからペットボトルのお茶が落ちました。
ウエストのリブは袖リブとは素材感が異なります。
おそらくアクリル混合素材だと思います。
更新日付 2011年4月3日