PIONEER 60’s ウールジャケット(フォレストコート) 赤チェック
「PIONEER (パイオニア)」のウールジャケットです。
日頃お世話になっている地元の古着屋さんの2010年お正月半額セールで購入いたしました。
古着屋さん曰く、60年代のジャケットらしいのですが、貴重なデッドストックです。
古着屋さんがカナダに買出しに出向いた際に仕入れてきた商品との事です。
「生存確認会 2010」にて、初めて着用・外出いたしました。
デザインは手元の雑誌で調べてみたら、同じような形状のモノが「フォレストコート」と紹介されておりました。
「カナダ製」なので物凄く納得いたしました。
前後肩部分は一枚上に同じウール生地が重ねられているのが特徴です。
防寒性を高める為というよりも、荷物を背負うときのクッションにするためのデザインだと思います。
サイズは「36」で、普段Sサイズ(36)を着用している僕にジャストサイズでした。
シルエットは胴回りはややユッタリしておりますが、肩口〜袖のアームホールはシャープな印象がありました。
使用されているウール生地は中厚手です。(薄手と厚手の中間より若干厚手に近い生地です)
物凄く防寒性が高い厚手のウール生地ではございませんが街中を歩くには丁度良い軽さと防寒性がありました。
カラーはワインレッドに近い暗めの濃い赤で、オレンジと黒の細いステッチが入るチェック柄です。
襟の画像です。襟の形状は普通です。
トップボタンまで締めると若干窮屈感がありました。
首元のブランドタグと品質タグです。
胸ポケットのフラップは肩周りの別生地が一体化しているデザインです。
深さがあるので、携帯やタバコを持ち歩く方には使い勝手のあるポケットだと思います。
腰部分のハンドポケットです。
深さがありますがフラップとボタンは付いておりません。
右画像がポケット内側の画像ですが、全く同じ生地で作られているので見るだけでは何が何なのかわかりませんね。
袖口の画像です。付いているボタンは1個とシンプルです。
ダメージ・着用感の出易い袖口部分もデッドストックなので非常にキレイです。
各部に使用されているシンプルな形状のプラスティック製のボタンです。
右画像はフロントの第2ボタンなのですが、汚れが付着しており取るのは困難な状態だったので放置しております。
ジャケット内側にはウールマークタグが縫い付けてありました。
ウール生地の拡大画像です。左が表生地、右が裏生地を撮影しました。
チェック柄は細いラインでシンプルなので着まわし易いデザインだと思います。
ウール生地はシッカリと詰まっております。
背中側肩口の画像です。ウール生地が1枚大きく取り付けてあります。
右画像は縫製箇所の拡大画像(背中〜肩口)ですが、
ステッチ糸がゴチャゴチャしたままで、縫製の仕立ては年代を感じます。
更新日付 2010年2月23日