60’s カウチンセーター ハンティング柄

 

 

ヴィンテージのカウチンセーターです。1960年代くらいのモノだと推測します。
自宅からは少し遠い大型リサイクルショップにて発見して購入しました。
約7000円で僕のジャストサイズ(Sサイズ)でしたので迷わず入手しました。
ヴィンテージのカウチンセーターが前から欲しかったので運良く発見して良かったです。


 
ハンティング柄のカウチンセーターです。手編みだと思います。
サイズはSサイズ相当で、通常Sサイズのウエアを着用する僕がジャストサイズなので
間違い無いと思いますし、Sサイズのヴィンテージウエアは基本的に貴重です。
コンディションは非常に良いです。デッドストック並みです。
ボディカラーはアイボリーっぽい色合いです。
このカウチンセーターは「アイボリー」「茶」「緑」「赤」の4色のウールで構成されています。

 

 
大き目の襟で防寒性もございます。
  
首元にタグ等はございませんが、縫い終わりのような結び目がありました。
襟は後付けみたいです。

  
  
ジッパーは「CROWN(クラウン)ジッパー」です。オートマチックタイプになります。
ジッパー両側の編み込み方が変わっています。
白いジッパーテープ部分が茶色く変色しております。
 
編み物は詳しく無いので表現が判りませんが
ジッパー両側は編み込み方が変わっていて段差のボリュームがあります。

 
 
 
ボディ正面にはハンターと犬(猟犬)がデザインさえております。
足元は茶色のウールで草むらを表現しています。
  
左右にポケット(ハンドポケット)が縫い込まれています。
編物の素人の僕にはどうやって取り付けたのか構造が解らないくらいに見事な編み込みです。

 
両袖に鳥が編み込みデザインされています。
鳥の種類が判りませんが尾が長く、左右で鳥の形状が若干異なります。
オスメスの区別という仕様なのか?編み込み間違いなのか?わかりません。
あと、斜めに編み込まれているのは「枝」で、赤い尾の鳥だと思っておりましたが
今になって「猟銃と赤い散弾」だと思いました。
正解では無いかもしれませんが完全にハンティングモチーフです。


袖口も草むらの表現で色が切り替わっております。

 
袖口部分はいわゆる針抜きリブっぽい段差のある編み込み方になっています。
絞り込まれているので、しっかり袖口になっています。
右画像が脇下部分です。袖は別に編み込んで後から取り付けた様な形跡です。


   
背中には大きな雉と猟犬がデザインされています。
 
左が背中、右がフロント側の猟犬です。比較の為に並べてみました。
しっぽの形が若干違います。あと背中側には鼻の穴が表現されています。
両方とも目の形がハート型です。製造当時はデジタルなドット表現が無かった(と思う)ので
ハートに見えるのは現代人だからかもしれません。

 
ポケットの裏側画像です。裏側から見てもポケットの構造がボディと一体化しているが判ります。
白いタグっぽい布切れが付いているのが確認できました。
右画像は猟犬の足の裏地側部分です。編み込みがボディの部分と違っています。

 

更新日付 2014年3月19日

 

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