カウチンセーター (LONGHOUSE カナダ製 1970〜80年代)
カナダ製の「LONGHOUSE」というブランドのカウチンセーターです。
地元の大型リサイクルショップで3000円以下で販売されていたので購入しました。
おそらく70年〜80年代のモノだと思います。
詳しく無いので「LONGHOUSE」というブランドを存じておりませんが
カナダ製の手編みカウチンセーターには間違い無いです。タグに記されているので。
サイズは「M」と記載されておりますが、Sサイズ体系の僕が着てやや大きめのジャストサイズなので
多少は縮んでいると思われます。
ボディのウールは毛羽立ち(毛が飛び出ている)が目立ちますが毛玉は出来ておらず
若干焼けた様な茶色に変色した部分もございますが比較的コンディションは良いと思います。
一度、冬の早朝に着用して外出しましたが(気温5度以下)
寒がりな僕でもそれほど寒さを感じなかったので
防寒性は非常に高いと思います。
襟部分はショールカラーで、襟を立てると後頭部・襟足部分が長いのが特徴です。
マフラーが無くても防寒性は高いです。
ジッパーはハンドル部分が大きい「YKK」製のアルミジッパーです。
この取り付け部分はさすがにミシンを用いています。
セーターの柄は上下が波(と推測)のデザインで
中央にトナカイ(と推測)とツリーが編み込まれています。
同じ柄だと思っておりましたが、左右で比較すると
右側のトナカイの方が左側より大きいのがわかります。(角とか体が)オスメスなのか、親子なのでしょう。
背中側も前と同じパターンです。
肩口(上部)の波パターンの編み込みはフロントから繋がっています。
袖口・裾部分は絞り込まれるような編み込み方(針抜きリブっぽい段差あり)です。
袖の部分にも波パターンが編み込まれています。
ハンドメイドの職人芸の一つが、コチラのフロントポケットです。
ポケット口がボディと一体化していて、裏側(下の画像)に別生地扱いで編み込みが確認できます。
僕には編み物の知識はございませんが、これは本当に凄い技術だと思います。
ボディの拡大画像です。
ウールはアイボリーとグレーの色が用いられており、ミックス部分は杢パターンっぽい雰囲気です。
内側には品質タグが取り付けられておりました。
ウールマークが表記されており、ナイロン製のタグなので
おそらく1970年代以降80年代位のカウチンセーターと推測します。
そして、普通に洗濯して着用しております。
色合い的には派手さが無いので、カウチン初心者にも着易いと思いますが
見ようによっては柄がクリスマスっぽいので、
年明け以降に着用する際に、ご覧になる皆様が違和感を感じなければ大丈夫です。
更新日付 2015年1月8日
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