ヒグマジーンズ HGM-1 穿き込みレポート 8 (7ヵ月後)
【前回撮影 2009年5月24日】 【今回撮影 2009年6月24日】
【穿きこみ期間 約7ヵ月(230日程)】 【穿き込み開始日 2008年11月9日】
【洗濯回数 1回 (トータル 3回)】
【穿きこみ中ジーンズ 室内穿き専用】
「ヒグマジーンズ HGM-1」の穿き込みレポート「7ヵ月後」をご報告いたします。
初夏に入り、室内で穿き続けているヒグマジーンズが
キタナイ話なのですが、随分と汗を吸い込み臭うようになってしまいました…
そこで、とうとう今回、穿き込み開始後・約7ヶ月にして
穿き込み開始から初めての洗濯を行ないました!!!
普通に全自動洗濯機の「手洗いモード・水位30リットル」で
中性洗剤「アクロン」を通常使用量の3分の2程を投入して洗いました。
そして「ヒグマジーンズオーナー 羆さん」からの要望(と僕が勝手に解釈)から
「洗い→すすぎ」が終了してから
「洗濯糊 液体キーピング」
をキャップ1杯弱ほどを投入して「洗い5分→脱水2分」を行ないました!!
洗濯糊を使うかどうか?悩んだのですが、
誰もやっていないヒグマジーンズの穿き込み方をするのも良いかな?と判断して
いつものように洗濯糊で糊付けいたしました。
当然、裏返しにして洗濯、そして天日で乾燥です。
しかし、梅雨時期で1日で乾く事が無く、夜は室内で乾燥。
ここで大失態を犯したのですが、
いつもは半乾き状態で軽く穿いて、シワを定着させる作業をしていたのですが
多忙故、スッカリ忘れ去っており…
気づいたときには、ジーンズは乾燥しきっておりました!!!
…この失敗を胸に秘めて、
どうせなら洗濯した後のプレーンな状態で画像を撮影する事で
現在の穿き込み具合をチェックできるのだ…と前向きに考えるようにいたしました。
と、前置きが長くなりましたが「洗濯+糊付け乾燥」を行なった事を踏まえてレポートいたします。
【ジーンズ全体画像】
毎回、画像の色合いが異なっているは申し訳ないのですが、大目に見てやってください。
今回の画像の方が、実物の色合いに近いです!
前回画像と明らかに異なるのは、洗濯+糊付けしたので穿き込みクセが一切消えている事です!
洗濯して、普通に乾燥させると、このようになるのですね…当然ですけど。
【フロント画像】
いつも撮影していたナナメ上からの画像が猛烈にピンボケしていたので、今回は省略します。
フロントのヒゲのシワ自体は立体感が無くなりプレーンな状態ですが、
思っていた以上にアタリはついておりました!チョット嬉しいです。
フロントのヒゲ部分の左右画像です。
穿き込み開始したときに、強烈なシワを付けてから半年穿き込みましたので、
その結果、細かいシワのアタリが現れているようです。
リジットから穿き込み始めてレポートを記しているのは「エターナル811」と、この「HGM-1」なのですが
エターナル811の半年穿き込み後・初洗濯の時の画像と見比べると
ヒグマジーンズの方が、色落ち・アタリの出方が早いと思います!
双方の染めの濃さは異なりますが、やはりアタリが出てくれた方が「穿きこんでいる!」感が強いので
僕としてはありがたいジーンズでございます。
下がりヒゲ、セルビッジのアタリ、腿の色落ち具合です。
下がりヒゲは何もしなくても、普通に生活していて、強くアタリが出てきます。
セルビッジ・耳のアタリは、多少確認できる程度です。
フトモモは全体的に色落ちが進んでおりますが、詳細は下のデニム生地拡大画像でご覧下さい。
右足側の、フロントヒゲの画像(左)と、フトモモ部分(右)のデニム生地拡大画像です。
毎回撮影している場所は、ほぼ同じ場所です。
フロントのヒゲは、結構濃淡の差があるように思えます。順調にアタリが出てほしいものです。
右がフトモモ部分なのですが、画像で見る以上に実物は縦落ちが確認できます!
縦落ちの長さは「2〜4センチ」程で、縦・横の間隔は程好くムラがあります。
ムラ糸の太さの具合は異なりますが、自分が所持しているジーンズの中では
「フルカウント 1108」の縦落ち・ムラ糸具合に近いと感じました。
(フルカウントより、ムラが控えめ・弱めという雰囲気です。あくまで個人的意見ですので)
スソ側ナナメ上からの撮影です。
やはり、前回画像と比べても色合いが異なりすぎます。
そういえば、先日発売された「ライトニング別冊 メインテナンスマニュアル」誌の中で
「ジーンズの洗濯回数が少ない方が、インディゴが酸化して茶色っぽくなる…」
的な事が書いてあったような気がしたので、そういう事もあるのでしょうか?
(たった1ヶ月で違いすぎる事はないでしょうが…)
単純に画像加工ミスですね…
【ヒップ・バックポケット画像】
前回から特に変化が無いだろうと思って、まったく画像の撮影枚数が少ないです…
ヒザ裏のハチノスですが、それほどシワが付いていないからアタリも出ていないだろう…
と、予想していた割には、結構見て分かるくらいにアタリが出ていました!
コレも予想外だったのラッキーです!!
ようやく洗濯したので、スソのウネリに変化が出たのでしょうか?
と、思ったのですが、特に前回との違いが分かりませんでした。
丈直しが長すぎた為に、室内で常に踏みつけられているスソの踵側画像です。
(それぞれ、見たとおりの左足・右足側となります)
踏みつけすぎているので、その部分が茶色く汚れが付いてしまっているのですが、
この踏み付け部分の風合いが、物凄くヴィンテージチックで気に入っております!
人工的・無作為なアタリを付けていた事になるのでしょうけど、
毎回書き記しますが、この風合いでジーンズ全体が色落ち変化していったら
物凄い事になりそうです!!!
【感想・まとめ】
穿き込み開始からの初洗濯後の画像撮影でしたが、
予想以上に色落ちが進んでアタリが出ていたのは嬉しかったです。
「ヒグマジーンズ オーナー 羆さん」は「色落ちはしぶとい」と控えめに仰っておりましたが、
他のジーンズと比べたら、色落ち進行は早いと思います!
洗濯糊も付けたので、今後も洗濯回数を控えて穿き込むべきなのでしょうが
夏場を迎えることになるので、どうしても洗濯機のお世話にならなければいけなくなります。
特に僕はニオイに敏感で、かつ汗っかきなので
ジーンズが汗でべたついて、少しでもニオイを感じたら、洗濯せずにはいられないのです!
半年間、洗濯は我慢してきたので
ココからはジーンズ本来の大雑把な穿き込みと洗濯を繰り返していきたいです!!!
…正直、今後どうなるのかは、僕にも全く分かりません…
更新日付 2009年7月1日