ヒグマジーンズ HGM-1 穿き込みレポート 13 (1年5ヵ月後)
【前回撮影 2010年1月19日】 【今回撮影 2010年4月9日】
【穿きこみ期間 約1年5ヵ月(510日程)】 【穿き込み開始日 2008年11月9日】
【洗濯回数 1回 (トータル 12回)】
【穿きこみ中ジーンズ 室内・外穿き兼用】
「ヒグマジーンズ HGM-1」の穿き込みレポート第13弾です。
撮影したタイミングが穿き込み開始日から丁度「1年5ヶ月後」となる日付でした。全くの偶然ですけど…
前回レポートから3ヶ月が経過しましたが、冬場は寒くて外出時に着用する機会が少なくなりました。
それでもなるべく室内で穿くようにしておりましたが、穿き込み量は少なめだと思います。
洗濯回数も1度で済んでおりますから。
【ジーンズ全体画像】
色落ちが加速している段階に入ったみたいです。
かなり色落ちが早いデニム生地だと僕は思っておりますので、今後は更に色落ちが進むと思います。
キリが良く1年5ヶ月が経過しましたので、穿き込み途中の経過画像を作成しました。
自分でも中々画像を比較して見る事が少ないのですが、一覧すると分かり易いですね。
フロントのヒゲのアタリと、全体的な色落ち具合は、やっぱり現状が一番良い雰囲気です。
あと、やっぱり穿き込み開始後5ヶ月では何も変化(アタリ)は出ておりませんので、
最初の1年間はジックリ穿き込むしか無いですね。
とはいえ、半年後以降から外穿きも開始しているので、単純に運動量も増えておりますし、
洗濯も行ない始めたのが半年後以降なので「洗濯回数12回」は「月に一度」というペースにもなります。
このままのペースなら「穿き込み 2年」で完成形になると思います。
【フロント画像】
今回は各部の画像を多く・大きめにアップしております。
画像の色合いは実物より明るめとなっておりますので、予めご了承下さいませ。
(全体画像の方が実物に近い色合いです)
既に洗濯糊をつかっておりませんので、シワが固定されておらず
アタリが微妙にずれていたりしますが全く気にしておりません。
中々、迫力のある雰囲気になっていると思います。
ポケットまわりの縫製もダメージが出ておりません。
普段撮影していない「トップボタン」と「スレーキ」画像です。
スレーキのスタンプはまだまだ健在で、文字がしっかりと読み取れます。
デニム生地の拡大画像です。上画像がフロントのヒゲ部分です。
左が太腿部分、右が脛部分のデニム生地を撮影しました。
徐々に色が抜け始めており、
それほど変化が見られなかった脛部分ですら縦落ちが見受けられるようになりました。
膝部分の画像です。
下がりヒゲが一番強くアタリが出ているのですが、ダメージが出る程ではございません。
爪先側の裾画像です。チェーンステッチのウネリは出ないままの現状です。
【ヒップ・バックポケット画像】
座って接触する部分から徐々に色落ちしております。
上画像が右バックポケットです。
脱いだ状態で撮影したので、ウォレットの膨らみが立体的に出ております。
左右それぞれの補強布のアタリが出ており、そのシワもアタリとなって現れております。
また、補強布のステッチに紺色の糸が使用されておりますが、
デニム生地の方が色落ちして、ステッチの糸の方が濃い色となって見て取れます。
左ポケット画像です。
画像はありませんがコチラの右下部分(中央寄り)の
ポケット下部(角)のデニムが擦れはじめてきました。
全く気にしていないバックヨーク周辺と、変化の出ないままのタブです。
タブの生地自体が変化しないタイプとはいえ、デニムの色落ちと随分と差が出始めました。
センターベルトループと革パッチです。
特に手入れもしていない革パッチですが、飴色に変化し始めております。
実物の方が、濃い色合いになっております。
ハチノス画像です。
全く気にしていないせいか?両方ともピンボケ撮影です…
踵側裾画像です。
最近はロールアップしっぱなしで、家の中で足元が寒いときに元に戻す…
という普通と逆の穿き方をしている気がしますが、踵の低いスニーカーばかりの生活なので止むを得ません。
大きめの画像です。
このヒグマジーンズの色落ち・雰囲気は「ヴィンテージ 501」の風合いを醸し出している…と思います。
ヘビーオンスデニムが数多く出回っている現在では、逆に貴重なジーンズではないでしょうか?
更新日付 2010年4月13日