JETEXAS DENIM J01A (ジェットリンク 3周年記念 オリジナルジーンズ)

 

 

個人的にもお世話になっている「KINJIRO王子様」が設立したオリジナルブランド

「ジェットリンク」のオリジナルジーンズが「JETEXAS DENIM」です。

詳細は当サイトリンクからご覧頂いた方が正確なので割愛させていただきますが

第1弾ジーンズとして「JETEXAS DENIM JTX-1Z」が発売されました。

型番の「Z」が記す通り「ジッパーフライジーンズ」なので、猛烈に悩んだ挙句購入は控えました。

「もう、ボタンフライジーンズ以外は購入しない様にしたい…」と思ったからです。

購入しても結局穿きませんから…

 そして、ジーンズサイト合同オフ会「生存確認会2010」にて「KINJIRO王子様」と再会し、

直接話を伺って「ボタンフライジーンズ発売」の事を知ったのです!

 

それが、今回購入させていただいた「JETEXAS DENIM J01A」でございます!!

ブランド設立3周年記念という事で、定価から大幅値引きされた

「13000円(期間限定)」という消費者にとても優しい価格だったので、即購入を決意した次第です。

(何故か?注文メールが届いておらず、3日後の確認メールで判明しました…)

このページ作成時点(2010年4月2日)で限定60本の内、

ジッパーフライはほぼ完売、ボタンフライも完売サイズが出ておりますので

ご購入を検討されている方は、お早目の購入をおすすめ致します。

 

 ☆ シルエット

 「1950年代 501XX」を元に、若干今風に調整されたシルエットのジーンズです。

★未洗いのリジット状態なので、着用感想等は後日書き記します★

 

  ウエスト30インチの実寸です。

計測箇所

リジット状態(洗濯前)のサイズ

ウエスト 

37センチ×2 

ヒップ(第4ボタン部分計測)

51.5センチ×2

ワタリ(股下付け根 計測)

28センチ×2

ワタリ(裾部分)

20.5センチ×2

股上(前・後計測)

28センチ・33センチ

股下

94センチ

 (平置き計測です。あくまで素人の作業ですので参考までにお考え下さい)

 

 

 

☆パッチ

 

「JETEXAS」オリジナルの革パッチです。

おそらく鹿革だと思います。

 

ブランドヒストリーのオイルにちなんだ

掘削機がジーンズを引っ張り合う

デザインです。

 

Lotナンバーと、

ウエスト・レングスのサイズ表記が入ります。

 

パッチの取り付け方は

一筆縫いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆ バックポケット

 

厚手のウォレットも収まるサイズの

バックポケットです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

右バックポケットには

オリジナルのフラッシャーが

取り付けてあります。

 

カーキ(グリーン)色を用いているのは

フライトジャケット好きな

KINJIRO王子様の意匠だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フラッシャーが付いていない

左バックポケットで

ディテールを紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジェットリンクのマスコットキャラ

「ぴぴ王子」の王冠を模した

「クラウンステッチ」の

飾りステッチが入ります。

 

後々、オレンジ側の糸を

切って抜く事も自由…

だと思います。

 

 

 

 

 

イエローステッチ中央の

「ダイアモンドポイント」は

勢い良くズレております。

 

僕が所持する「501E」も同様なので

意匠のなせる技だと思います。

 

 

 

 

 

ポケットの取り付け方は一筆縫いです。

 

 

 

 

 

 

 

バックポケット口裏のステッチは

シングルステッチです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コイン型の隠しリベットです。

 無刻印の銅製です。

 

 

 

☆ タブ

 

両面「JETT」の赤タブが

右バックポケットに縫い付けてあります。

てっきり、裏側は「RINK」だと

思い込んでおりました。

 

レーヨン製なので

 洗濯後の変化が楽しみです。

 

 

 

☆ センターベルトループ

 

 全体的に左にずれている

オフセットセンターベルトループです。

 

ステッチ間の膨らみは

デニム1枚分ほどの厚みで控えめです。

 

 

 

 

 

 

ベルトループ裏は

イエローのステッチです。

 

画像では確認できませんが

 ベルトループの取り付け方は

 後付けになります。

 

 

 

 

 

ウエストバンド上部ステッチは

シングルステッチになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆ フロントディティール

 

新品状態なので

ボタンを締めずに撮影しました。

 

股上は深めの

クラシックなヴィンテージスタイルです。

 

 

 

 

 

☆ フロントボタン (その付近)

 

フロントボタンは計5個です。

 

ボタンの間隔がかなり広めなので

股上が深い事が見てわかります。

 

 

 

 

 

 

 

トップボタン横は

Vステッチ仕様です。

 

第2ボタン手前から

トップボタンに向かって折り返します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボタンはそれぞれ

シンプルなデザインの汎用ボタンです。

 

磁石が反応しなかったので

鉄製ではございません。

(裏の止め具も同様でした)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボタンホールは

ステッチを入れてから

切れ込みを入れる

ヴィンテージ仕様の作りです。

 

 

 

 

 

 

 

小股部分は

シングルステッチだけでなく

イエローのバータック(カンヌキ)が

ほどこされております。

 

1950年代の501XXには

用いられないディテールなので

少々残念です。

 

ステッチを切って抜けば…

オリジナル仕様に近づきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

股下部分の画像です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆ コインポケット

 

サイズ計測は

洗濯・乾燥後に行ないます。

 

 

ウエストバンド付近に取り付けられた

コインポケットです。

 

縫い付け方は2本針ミシンだと思います。

 

コチラも一筆縫いで無いのが

残念で御座いますが

コストパフォーマンスを考えたら

気にしてはいけない部分だと思います。

 

どうしても気になる方は

同じような色合いの糸を用意して

ステッチを繋げて

「一筆縫い風」に仕上げるのも

オリジナリティがあって

良い…かもしれません。

 

 

 

コインポケット裏は

セルビッジ仕様のシングルステッチです。

 

 

 

 

 

 

☆ フロントポケット

 

やや薄手ながら

コシがあり、色合い・織りムラが

良い雰囲気のスレーキ生地です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コインポケットの形状は

正方形に近い5角形です。

 

ジッポライターでしたら

充分に収まりきるかと思います。

 

 

 

 

 

☆ リベット

 

 表裏共に無刻印の銅製リベットです。

 

 

 

 

☆ 品質表示タグ

 ございませんでした。

 

 

☆ セルビッジ

 

未洗い状態で

「幅 1.5センチ」と

かなり細身のセルビッジ幅です。

 

ピンクの糸も程好く退色しております。

 

一番の特徴は、

片側(画像左側)の余白部分が

広めで左右非対称サイズなのです!

 

コレはヴィンテージ501XXにも

通ずるデザインなので

とても凝った部分だと思います。

 

 

 

インシーム側は

イエローのチェーンステッチです。

 

 

 

 

 ☆ デニム生地

 

普段、アップしている部分の画像は

ページ下部に大きい画像として

貼り付けてあります。

 

コチラでは裾部分の画像のみを

ご紹介します。

 

裾はイエローのチェーンステッチです。

縫製はセルビッジ側となります。

 

 

僕には丈直しが必須なのですが

裾上げサービスも行なっておりますので

ユニオンスペシャルに無縁の地域に

済んでいる僕にはありがたいサービスです!

 

「マッシュマンズ」さんにて期間限定で

 片道郵送代のみ負担で

裾上げサービスを受けられます。

 【デニム生地部分・その他画像】

使用しているデニム生地は「13.5オンス」の100%ピュアインディゴデニムです。

頑張って画像加工したので、実物に近い色合いで画像をアップしております。

(ご使用のモニター等によっては若干色合いが異なるかもしれませんのでご了承下さい)

コチラのデニム生地に関して、若干詳しい情報をKINJIRO王子様ご本人からお話を伺いましたが

公表していない部分もございますので、伏せさせていただきます。

(僕自身が話の内容を結構忘れている気もしますので…)

 

引いた部分から撮影しておりますが、この画像からだけでも縦の織りムラを見る事ができます。

13.5オンスという薄手・ライトオンスデニム生地故に、ムラが強調されていくのかもしれません。

 

上画像・デニム生地表側 下画像・デニム生地裏側 それぞれ左・正面、右・ナナメ上 からの撮影です。

 

 

裏側から見ても、縦糸のムラがよくわかります。

 

 

★感想・まとめ★

コチラの「JETEXAS DENIM J01A」が、僕の次期穿き込みジーンズとなります。

この後

「糊落とし→洗濯→乾燥→丈直しの為発送→丈直し後に再度の洗濯+糊付け」

という長い行程を経て、ようやく穿き込む事が出来ます!

 

「完全再現・復刻ジーンズ」ではなく

「独特の意匠も組み込んだ、シルエット・色落ち重視ジーンズ」として作られた一本だと思いますので

細かいディテールに物足りなさを感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、

僕は、シンプルな王道シルエットの「501タイプ」から随分と離れたジーンズライフを送ってきたので

穿き込むのが今からとても楽しみです!

 

しかし、30インチというサイズを選んでしまったので、縮んだ後に穿けるサイズなのか?

正直不安で、今後、最大の難関が待ち構えております…

(31インチを買っておけば良かったのかもしれません)

 

また、こまめにレポートをお伝えしていくつもりですので、皆様お付き合い宜しくお願いいたします。

 

更新日付 2010年4月2日