Ｌｅｅ × ＭｃＣＯＹ １０１Ｂ ��
「ザ・リアルマッコイズ」が「Ｌｅｅ」へ別注して製作された特別モデルが
この「マッコイ×Ｌｅｅ」と呼ばれるジーンズです。
ボタンフライの「１０１Ｂ」、ジッパーフライの「１０１Ｚ」と両ラインナップがありますが、
コチラは「１０１Ｂ」になります。
撮影したものの、このマッコイ×Ｌｅｅを何時購入したのかすっかり忘れておりましたが、
２００８年８月２日の近況報告を見て思い出しました！
どうやら（という時点でおかしいのですけど）１２００円で購入しておりますね。
大手リサイクルショップの古着コーナーで、普通のＬｅｅの古着ジーンズとして販売してあったのです。
そういえば、物凄い色落ちしているＬｅｅレプリカだなぁ、、、
と思ってユニオンチケットを見たら「ＭｃＣＯＹ」の文字を発見して
「マッコイ×Ｌｅｅだったのかいっ！！」
と、驚いた記憶がございます。
全く忘れておりましたけど１２００円ならお買い得です。
という事で「マッコイ×Ｌｅｅ １０１Ｂ」は２本目、「マッコイ×Ｌｅｅ」は３本目のコレクションになりますが、
色落ちはとても素晴らしいので、古着で見つけ次第買い足しております…
まぁ…買うのも値段次第なのですけど。
☆ シルエット
サイズは３１インチだったので、問題無く穿けるだろうと
面倒だったので試着もせずに買いましたけど（皆様はマネしないで下さい）
スソはジャストサイズでしたが、ウエスト・ヒップはやはり大きいです。
前オーナーはハードに着用していたのか、各部にダメージがあるのですが色落ちはかなり良いです。
ちなみに、既にアップしてある「マッコイ×Ｌｅｅ」の２本は「旧 リアルマッコイズ」の１０１ですが、
コチラは「新 リアルマッコイズ １０１」になります。
よ〜く見比べると、各部にも違いがありますし、
製造年ごとに細かい仕様も変わっているみたいなのです。
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☆パッチ
牛革パッチです。
Ｌｅｅの書体が 旧マッコイ×Ｌｅｅとは比べると 若干異なります。
このパッチ部分は 通常のＬｅｅのジーンズとは クオリティが異なるので 判断の目安にもなると思います。
革パッチ上部には サイズ表記のタグが縫い付けてあります。 古着で見かけるＬｅｅのジーンズでは ほとんど切り取られていたりするのですが 珍しく残っている状態です。
パッチは後付けで、 ベルトが通るように 上下のみの縫いつけになっております。
かなり縮んで、 デニム生地もよれております。
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☆ バックポケット
かなり上部に取り付けられている バックポケットです。
左右ポケットの間隔は それほど離れていないように 見えます。
「旧マッコイ×Ｌｅｅ」と比べると レイジーＳステッチの 形が異なります。
コチラの方が起伏が大きく ハッキリとしております。
また、ポケット内側下部は 三角ステッチで折り返しています。 これも「旧マッコイ×Ｌｅｅ」には 無い仕様です。
しかし、バックポケットも 物凄い縦落ちをしております。
バータックがクロスしている スレッドリベットです。
上部の突き抜け長くなっています。
ピスネームですが 粉々になっていて Ｌｅｅの文字も読み取れません…
ピスネームの耐久性も ひょっとしたら低いかもしれません。
バックポケット裏は シングルステッチです。
レイジーＳのステッチに沿って 補強布がバックポケット内に 縫い付けてありますが、 とても撮影しづらいので これが限界です。
ユニオンチケットは 「旧 マッコイ×Ｌｅｅ」と比べると 中央部分の文字が太くなっています。
このユニオンチケットはアップしてある 「リアルマッコイズ Ｓ６１３Ａ」でも 同じモノが使用されております。
バックヨーク等の裏側ステッチは 片側に黒糸・白糸を それぞれ使用しております。
この部分も 「旧マッコイ×Ｌｅｅ」と違います。
ユニオンチケットは 右バックポケット内です。 （旧マッコイ×Ｌｅｅは左です）
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☆ センターベルトループ
中央に取り付けてある センターベルトループです。
中央の膨らみは デニム１〜２枚ほどの厚さで 色落ちも進んでいます。
ウエストバンド上下ともに シングルステッチなのですが、 中央部分はステッチがずれて ウエストバンドにかかっていません。
センター赤タグは 「旧マッコイ×Ｌｅｅ」とは 取り付け方が異なっていて 下から始まる縫い付け部分の 同じ位置には戻らず 手前で切り返っています。
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☆ フロントディティール
股上はやや深めに思えます。
フロントのアタリもまばらです。
☆ フロントボタン （その付近）
計４個のボタンフライジーンズです。
ボタンホールのリペアに 蛍光イエローの糸を使用しております…
「マッコイ×Ｌｅｅ」を買うような方なら この部分のリペアの糸の色にも こだわって欲しかったのですが 残念です。
古着なので文句の言いようは ありませんけど。
比翼（ボタンフライ横）のステッチが ちょうどトップボタンと重なります。
トップボタン下で ステッチが終わっているように見えますが 単に上部分の糸が切れているだけです。
トップボタン、以下のボタンです。
材質は鉄製ではなく 真ちゅう製のようです。 支柱の色はシルバーです。
ボタン裏の止め具は鉄製で 横から見ると台形です。
「旧マッコイ×Ｌｅｅ」とは 形が異なる部分です。
股下リベットが付いております。
表・裏共に銅製です。
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☆ コインポケット
横幅 約１１．５センチ ポケット口幅 約９センチ 深さ 約８．２センチ
１／４円形のコインポケットです。
コインポケット口裏は ２本のシングルステッチです。
デニム生地は横に使用しておりますが この部分でも色落ちがスゴイです。
☆ フロントポケット
「旧マッコイ×Ｌｅｅ」と比較すると スレーキ下部が長くなっていて シャープな印象があります。
ご覧の通り、スレーキ下部は 穴が開いております。
どう使用したら こうなってしまうのか分かりませんが、 リペアするにも袋状なので 当て布をするにも大変です。 グルっと縫って穴を塞ぐか、 手縫いでキレイに縫い直すか…
どうせ穿かないと思うので しばらく放置しておきます。 |
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☆ リベット
表に「ＬＥＥ」と刻印された 銅製のリベットです。 裏は無刻印の薄いコイン型です。
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☆ 品質表示タグ 本来ならば比翼裏に取り付けてあるのですが このマッコイ×Ｌｅｅにはありませんでした。 |
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☆ セルビッジ
幅が２センチと広めのセルビッジです。 イエローの糸が使用されているので 「黄耳」なのでしょうか？
白い部分の幅はとても狭いです。」
インシームは表裏ともに 黒（グレー）とイエローの糸での 縫製です。
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☆ デニム生地
いつものフロント部分の画像は ページ最下段に大きめ画像で 紹介しております。
左右共に画像を撮影しました。
アタリの付き方は それぞれ異なるのですが、 かなり良い色落ちをしております。
そして、縦落ちも見事です。
通常のＬｅｅレプリカ１０１が どれほどの色落ちをするのかは 所持していないので分かりませんが、 この色落ちだけで 買う価値があるジーンズです。
デニム生地の拡大画像を ナナメから撮影です。
色落ちが進んでいる部分ですが 縦落ちの長さは 約３〜４センチほどで、 旧マッコイのような 物凄い縦落ちではありません。
比較的色の濃い部分の デニム生地拡大画像です。
デニム生地裏側画像です。
この画像を見る限りでは 横糸にもムラが見えますが、 表地は縦糸しか 強調されておりません。
織目はかなり細かいと思います。
左綾のデニム生地ですので リーバイス（タイプ）と デニムの撚れ方が逆になり 右足部分のアウトシームが 捩れて前方に来ます。
耳の幅が広いので アタリも物凄く強調されていませんが 自然に濃淡は出ています。
パッカリングは 出切っていると思います。
ヒップ部分の股付近には ダメージが出ています。 前オーナーは 自転車かバイクに乗るときに 頻繁に着用していたのでしょうか？
とりあえずミシンが入る部分なので 気が向いたらリペアしますが、 自分の所持する「マッコイ×Ｌｅｅ」は かなり薄手のデニム生地で ダメージが出やすいと思います。
ハードな条件で着用する方には あまりオススメできないかも しれませんが、 ダメージは覚悟した方が よろしいかと思われます。
股下内側インシームも 糸が切れてしまっています。
スソの踵部分の画像です。
引きずった後があり、 切れて解れております。
いつものスソ画像です。
チェーンステッチで 丈直しがされております。
アウトシーム側からの縫製で 糸の色も同色です。
スソの捩れが 意外と出ておりません。
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いつもより大きめのフロント部分の画像です。
Ｌｅｅのビンテージには全く詳しくないので意見の述べようもございませんが、
色落ち具合、縦落ち具合共に
ジーンズとしての完成度はかなり高いと思います。
更新日付 ２００８年９月２２日
