Lee × McCOY 101B
古着で購入した「Lee×McCOY」(マッコイ×リー)です。
このジーンズもかなり状態は悪く、一度ならず、何度も購入すべきか考えました。
が、しばらく経つとその古着屋のLeeのジーンズがほぼすべてが値下げされていて、
このLee×McCOYも同じように若干安くなってました。ので、迷わず購入。
リサイクルショップも兼ねているようなお店のせいか、このジーンズがLee×McCOYと
知らずにフツーのLee101Bの古着の値段で販売していました。
(ダメージのある分、もっと安かったのですが)
とにかく、これが自分が初めて所持するLeeのジーンズ。
Leeのビンテージを地元ではなかなか目にかかれない分、
ビンテージLeeの見分けもあまりわからないのですけど、
初めてのLeeが「Lee×McCOY」と、ちょっと珍しいジーンズなので
マニアックでいいなぁ、、、なんて思っています。
まず、リペア前の画像を載せておきます。
リペア後と比較できるように、と、思いまして。
いつになったら修復するか解りませんけど、、、そのうち、、、
☆ シルエット
このLee×McCOYは、50年代のLeeの復刻モデル、、だと思います。
前に所持していた方がかなり履きこんだのか、とても良い色落ちをしています。
ヒゲ、膝の裏のハチノスのアタリも見事に出ています。
ただ、履きこみすぎているのか、ダメージも多いです。
両膝のやぶれ。スソのほつれ。ヒップ部分も生地がかなり薄くなり
穴が開いていて、いずれ逆側も破れてしまいそうです。
膝の部分はそのままで良いとしても、さすがにヒップの部分はパンツが見えてしまうので
当て布をして、ミシンでたたいてやろう!と、考えています。
かなり履きこんでいるせいか、デニム生地はとても柔らかく肌触りも良いです。
他のLeeのジーンズも同じなのかは解りかねますが。
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☆パッチ
レザーのパッチにLeeの焼印が入っています。 皮はやや縮んで、硬くなっています。
Leeの文字にヒビが入っていて いい雰囲気です。 |
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☆ バックポケット
「レイジーS」と呼ばれる Leeのステッチが施されています。
ポケット内側の補強布は 取れかかっています。
☆ ユニオンチケット
左ポケットの内側に ユニオンチケットと呼ばれる布が 縫い付けられています。 Lee×McCOYは右側に McCOYと表記されているので ボクにもこのジーンズが Lee×McCOYと解ったわけです。
裏返したバックポケット付近です。
ユニオンチケットの縫い付けている 跡が見てもらえると思います。
その横に穴が開いています。 デニム自体も薄くなっていて ちょっと引っかいたりしただけで さらに破れてしまいそうな状態です。
穴の拡大図です。 間違いなく、パンツが見えるでしょう。
クロスに縫われたバータックです。 これもLee独特のディティールですね。
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☆ タブ
ピスネームと呼ばれるタブです。 Rマーク、M.R.の文字が入る前のモノです。 |
☆ センタータグ
所々、擦り切れています。
ウエストバンド上下のステッチ が両方ともにシングルステッチです。 |
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☆ センターベルトループ
ここもどういうわけか擦り切れています。 どう履いたらココがほつれるのでしょう? 上着と干渉するからですかねぇ? |
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☆ フロントボタン (その付近)
トップボタン下にさらに4つのボタンが 取り付けられています。 ボタンフライなので101Bとなります。 (ジッパーフライが101Zです)
トップボタン、その下のボタンも メリハリのある良い色となっています。
ボタンの裏には無地です。 刻印は入っていません。 下のボタンも同じです。
股リベットが取り付けられています。
なにせ、Leeオンチなので いつ頃のモデルまでこの股リベットが 付いていたものか、、、 存じ上げません。
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☆ コインポケット
コインポケット内側の ステッチの画像は取り忘れました。
ポケットのスレーキは かなり短いです。
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☆ リベット
LEEと大文字の刻印が入っています。
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☆ 品質表示タグ
エドウィン商事とザ・リアルマッコイズの 両ブランド名がそろって表記されています。 ユニオンチケットとこの場所が Lee×McCOYだと判断できる場所です。
9784−89の意味はわかりませんけど、 その下の「29」はウエストのサイズです。 Leeのジーンズは1インチ小さ目を 選ぶほうが良いようです。
E503−RM10 この表記はわかりません。 RMはリアルマッコイズの略なんでしょうか?
Leeのジーンズ持ってないので 比較のしようがございません。 |
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☆ セルビッジ
白色です。
いつも思うのですが、この部分の 濃いブルーのデニムの色が 元々の新品の時のジーンズの 色なんだろうなぁ、、、 と、感じます。 |
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☆ デニム生地
穴の部分の画像を載せておきます。
上が右側の膝
下が左側の膝のダメージです。
それほど大きい穴でないので 履きこむときに、つま先を穴に引っ掛けて 穴を大きくしてしまう不覚をとることは 多分ないでしょう。
ですのでリペアの必要も無いと判断します。
どうせ、そんなに履く事ないだろうし、、、 と、罰当たりな発言ですねぇ、、、、
膝の裏のアタリ、ハチノスと呼ばれるモノです。 左右そろったシワではありませんが そんな事は気にしません。
前に所持していた方は 本当に気合を入れて履き込んだのだなぁ、と 思わせてくれます。
左の膝裏の部分にシミがあります。 |
更新日付 2007年6月16日