JOE McCOY 901 (旧マッコイ)
「JOE McCOY (ジョーマッコイ)」の901です。
最近(2009年秋)はジョーマッコイ復活が話題となりましたが
コチラは以前のジョーマッコイ901です。
コチラは某サイト様にて古着状態で購入したのですが、
ジョーマッコイ(ブルージーンズ)は所持していなかったので入手できて良かったです。
☆ シルエット
僕が着用して、ほぼジャストサイズです。若干レングスが長い位です。
絞り込まれたウエストに対して、太腿〜膝まではユッタリしたシルエットになります。
全体的に色落ちは進んでおりますが、
アタリの出ている箇所と色が残っている部分がメリハリがあり
非常にキレイでヴィンテージ感がある色落ち具合です。
とはいえ、ヴィンテージジーンズとは全く異なるデニム生地がジョーマッコイの特徴です。
かなり穿きこまれた形跡があるので、各部にダメージも出ておりますが特に気にしません。
古着のジョーマッコイは「ほぼデッドストック状態」か「猛烈に穿きこまれてダメージ多数」
のどちらか両極端なモノが多いような気がします。
ウエスト…37センチ ヒップ…57センチ 股上(前・後)…26センチ・32センチ
股下…77センチ 総丈…101センチ
ワタリ 腿付け根…28センチ 股下30センチ部分…23センチ 裾幅…21センチ
(平置き計測です。素人採寸なので参考程度にご参考ください)
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☆パッチ
印字・プリントが薄くなっており 実際に見ても分かり辛い状態です。
パッチは一筆縫いで 取り付けてあります。
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☆ バックポケット
バックポケット周りは 穿き込み、座り込んだ形跡が出て 良いアタリがついております。
右バックポケットには ハーフウォレットを入れていた形跡が アタリとなって現れております。
ポケットのサイズは ハーフウォレットが収まりきるサイズです。
ポケットの縫製は一筆縫いで 隠しリベットの当る部分は デニムが解れてきております。
バックポケット口裏は シングルステッチです。
糸が殆ど無くなっています。
バックポケット下部の ステッチ上下がずれていたので 撮影しておきました。
コチラが左ポケット画像です。
鉄製の隠しリベットです。 角が丸みを帯びた形状で 薄くて刻印は見づらいのですが 「JM CO」 と表記が入っております。 |
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☆ タブ
「J McCOY」 表記の片面赤タブです。
既に丸まりきっており 撮影するのも困難でした。
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☆ センターベルトループ
大戦モデルなので 中央にベルトループは取り付けてあります。
中央の膨らみは デニム1枚分くらいの厚みです。
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☆ フロントディティール
穿き込み感が強く出ております。
☆ フロントボタン (その付近)
計5個のボタンフライジーンズです。
トップボタン横のVステッチは かなり鋭角です。
ラッカー塗装されたボタンです。 トップボタンのみが 月桂樹ボタンで 材質は支柱・裏止め具も含めて 鉄製でした。
小股部分の画像です。
個人的に小股のステッチ上部が 広めの方が雰囲気が良いと思います。
股下部分は 腿側にダメージが出ております。
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☆ コインポケット
横幅 8.8センチ ポケット口幅 6.5センチ 深さ 7.8センチ
大戦モデルなので リベットが省略された コインポケットです。
しかし、リベットが無い故に ダメージが深刻で 内側部分のステッチは 切れ切れになっております。
縫製は一筆縫いです。
ステッチが無いので コインポケット裏が 容易に確認できます。
ポケット口裏は セルビッジを使用しております。
コインポケットだけでは無く フロントポケット口も 両側共に崩壊しております。
個人的に、ここまでジーンズを 穿きこんだ経験が無いので 驚いてしまいます。
☆ フロントポケット
直線的なスレーキ形状です。
大戦モデルなので カーキのヘリンボーンツイルを スレーキ生地に利用しております。
裏側から見ても コインポケットのステッチ崩壊具合が 分かります。
穿き込み感があるので スレーキ生地自体も ヴィンテージの雰囲気が出ています。
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☆ リベット
「J.M&Co」「-SPR-」 と刻印の入った 銅製リベットです。
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☆ 品質表示タグ ありませんでした。 |
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☆ セルビッジ
幅 約1.5センチ
ピンク色のセルビッジです。
程好くムラとウネリが出ております。
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☆ デニム生地
ジョーマッコイの特徴と言えば 強烈に縦落ちするデニム生地です。
何処までも長くムラ糸が続きます。
左右のフロントポケット部分に それぞれモノが入っていた形跡のある アタリが出ております。
デニム生地の拡大画像です。 上が腿部分 下が膝下・脛部分を撮影しました。
やはり、腿の方が全体的に 色落ちが進んでおります。
ムラ糸の間隔は かなり詰まっています。
裏地画像です。
裏からだと横糸のムラが強調されます。
セルビッジのアタリは それほど強調されずに 自然な色落ち具合です。
ソレよりもナナメから見た デニムの色落ちの方に目が行きます。
バックヨーク部分も 強烈にアタリが出ております。
丈直しされていると思われますが 裾はチェーンステッチで インシーム側縫製です。
ウネリも出きっております。
単独の画像はありませんが 踵側の裾も崩壊しており 裾部分がありません。
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★色落ち部分 大サイズ画像★
更新日付 2009年12月19日