WAREHOUSE リメイクジーンズ
ウエアハウスのリメイクジーンズです。
これと同タイプのウエアハウスのジーンズを店頭で見たことがあるので
元々こういうデザインのジーンズ…だと思うのですが詳細は解りません。
型番等も断定できない状態ですので、
詳しいことをお知りの方は、情報お待ちしております。
さて、このジーンズは既にアップしてある
「ウエアハウス 1000(1000XX)」と同じ日に購入しました。
値段も同じく「1000円!!」
フツーに1000円コーナーに置いてありました。
サイズが小さく、程度にもよりますが、
1000円でウエアハウスの古着ジーンズは普通購入できません!
☆ シルエット
ディテールは「XX」です。
ジーンズ各部にダメージとリペアが施されております。
リペアの技術は手が込んでいて、とても素人の作業とは思えません。
ヒゲのアタリも不自然に白く色が抜かれております。
ウエストは28インチで普通の成人男性では穿けないサイズです。
僕も試しに穿きました…が、なんとかボタンは閉まったものの
5分間すら穿き続けるのは無理なサイズです!!
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☆パッチ
「W」マークの紙パッチです。 型番表記がありません。
紙パッチのウエアハウスのジーンズは コレしか所持しておりませんが、 質感はとても良いです。 (501っぽいって事です)
取り付け方は一筆縫いです。
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☆ バックポケット
若干下部が絞り込まれている形の バックポケットです。
サイズはヒップに対して やや大きめに感じます。
ポケットの縫い付けは 内外別のようです。
ポケット口はかなりの ダメージがあります。
裏側から見るとよく解るのですが、 細かく叩いてリペアしてあります! これは手間がかかっております!!
ポケット裏はシングルステッチです。
「なぜそこに?」 と思ってしまう内股付近に ホツレのダメージがあり リペアもほどこしてあります。
リペアの表側の糸は やや緑がかっております。
ちょっと色の差が出ています。
そして、左バックポケットの 穴もリペアがされているのです! つまり、一度バックポケットの ステッチを一部分ほどいて ミシンを通してあるのです!
その裏側部分の画像です。
ステッチが継ぎ足しているのが お分かりになると思います。
☆ 隠しリベット
角の丸いコイン型のリベットです。 材質は鉄製で銅メッキされています。
「WH &Co」 「-KK-」
と刻印が入っておりますが、 隠しリベットにも傷があり 見づらくなっています。
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☆ タブ
「GENUS」 と書かれた両面タブです。
丸まって、かつ、文字も擦れております。
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☆ センターベルトループ
全体的に左にオフセットされている センターベルトループです。
中央の膨らみは 緩やかに盛り上がっております。
取り付け方はバンザイ縫いです。
ウエストバンド上部ステッチは シングルステッチです。
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☆ フロントディティール
ヒゲのアタリは デニムの色落ちと合っておらず 加工されたように見受けられます。
☆ フロントボタン (その付近)
28インチのジーンズなので ボタンフライの数は 合計4個になります。
トップボタン横のステッチは 鋭角なVステッチです。
よって「XXタイプ」と判断しました。
「WAREHOUSE & CO」
「☆SPECIAL☆」
と刻印されたボタンです。
錆に加え、白く腐食しております。
トップボタン、ボタン裏の金具 共に鉄製です。
とにかく錆びております!
小股部分は シングルステッチです。
比翼部分の糸が ドサっと余っております… 珍しいです。
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☆ コインポケット
横幅 8.2センチ ポケット口幅 6.3センチ 深さ 約9.5センチ
大きめなコインポケットです。
ポケット口裏には 耳が使用されております。
コインポケットのダメージは リペアされておりません。
☆ フロントポケット
スレーキ生地が全体的に オレンジがかっております。
形はビンテージに近いと 僕は思っております。
フロントポケット口も ホツレのダメージがあり その部分も細かくリペアが されております。
ちなみにコインポケットは 縫いつけは内外別です。
三角ステッチで折り返しております。
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☆ リベット
「-WH.&CO.-O.K.」 と刻印の入った 鉄製の打ち抜きリベットです。 |
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☆ 品質表示タグ
ウエアハウスの特徴でもある ウエストサイズのみが記された タグです。
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☆ セルビッジ
1.5〜1.7センチと 幅にムラのあるセルビッジです。
糸は黄色です。
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☆ デニム生地
加工され、ダメージの多い デニム生地なので そちらにばかり目がいきますが、 触り心地はビンテージに近いです。
裏から見ると 薄手の布が貼り付けられており、 その上からミシンでたたいて リペアが施されております。
接着もしっかりしております! 自分でリペアするときに 接着を試した事はありますが、 ここまでキレイに付きませんでした…
膝部分の画像です。
アチラコチラにダメージがあります。
唯一残念なのが デニム生地の色落ちが まだらになってしまっている事です。
右膝部分のダメージです。
上ダメージはきれいに リペアがされております。
下のダメージ部分は 黒い糸で手縫いされており、 僕がリペアするよりも乱雑です。
右膝部分のリペアは デニムの質感が合わない生地を 使用しております。
大して左膝ダメージは 薄手の布を貼り付け リペアされております。
ちょっと見づらいのですが、 アウトシーム側のステッチを解いて 穴を作ってミシンを入れているので ステッチの境目ができてしまいます。
ヒゲ部分の拡大画像です。
インディゴの濃淡の差が クッキリとしすぎております。
耳のアタリ部分の画像です。
あまり濃淡が見受けられません。
デニム生地も縦落ちというよりも 点落ちに近い色落ちをしております。
スソ部分の画像です。
踏みつけて穿いた…ような ダメージが付いております。
この部分もキレイに ミシンでたたいてリペアされております。
これはなんと 一度スソのチェーンステッチを解いて デニムの重ね部分を無くしてから ミシンでたたいているのです!
よって、 この部分のステッチだけが シングルステッチになってしまっております。
そこまでしてリペアする必要が あったのかは解りませんが、 根性の入った作業です!
ちなみにスソは アウトシーム側から縫製されております。
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更新日付 2008年7月16日