WORKERS 4037
「WORKERS (ワーカーズ)」の型番「4037」のジーンズです。
その型番の名の通り「37年製 501」に近いディテールを用いておりますが
完全復刻や忠実レプリカとは異なるワークウエアタイプのジーンズです。
コチラはネットオークションで割と安く落札して入手したのですが、
地元のリサイクルショップでもワーカーズのジーンズは安価で販売されていたので
世間では人気が低いのかもしれません。
☆ シルエット
ウエストサイズが「28インチ」ですが、かなりゆったりとした大きめのサイズ感です。
ヒップ〜腿〜裾にかけて太めの野暮ったいシルエットです。
しかし、他のサイズでも同じような形状とは思えないので、シルエットに関してはあまり参考にならないかもしれません。
画像を見て判断して下さい。
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☆パッチ
2つのハートに「WORKERS」と 文字で象られている革パッチです。
素材は山羊革っぽいです。
やや縮み・色合いの変化が出ています。
型番とウエスト・レングスの刻印が入ります。
パッチは後付けされております。
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☆ バックポケット
かなり大きく見えるバックポケットですが ウエストが28インチなので おそらく共通パーツのポケットだと思います。
独特な黄色い飾りステッチです。
ポケット下部には 補強布が縫い付けてあるので そのステッチ部分が段差となって見えます。
一目で目に付くリベットです。 他部分と共通パーツになります。
バックポケット口裏はシングルステッチです。
ポケット内の補強布ですが 撮影には毎回苦労します。 今回はフラッシュ撮影しましたが やっぱりよく見えません。
隠しリベットではありませんが 補強リベットは「SCOVILL」です。
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☆ タブ
片面に「WORKERS」と 「○R」が刺繍された 赤タブです。
既に丸まっております。
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☆ センターベルトループ
下部が斜めにオフセットされている センターベルトループです。 本来、この年代のリーバイスでは 斜めにはなっておりません。
ベルトループは平らで 膨らみがありません。
37年モデルを踏襲しているので シンチベルトが付属しております。
ベルトを固定させる金具は ピンタイプではありません。
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☆ フロントディティール
股上深めのシルエットです。
☆ フロントボタン (その付近)
計5個のボタンフライジーンズです。
一番下段のボタンが 小股部分に近づきすぎているので 脱着は簡単ではありません。 それほど頻繁に外す必要もありませんが。
トップボタン横はVステッチです。
第2ボタン下から鋭角に折り返して トップボタン部分を貫いております。
「WORKERS GEANS」 「GUARANTEED」 と刻印されたドーナツボタンです。
「JEANS」ではなく「GEANS」です。
全てのボタン裏の金具は 「SCOVILL」です。
ボタン・リベット共に 磁石が付かないので 真ちゅう製だと思われます。
股リベットも取り付けてあります。
小股はシングルステッチですが ステッチ糸は他と同じ番手みたいです。
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☆ コインポケット
横幅 9.5センチ ポケット口幅 7センチ 深さ 9センチ
かなり大きめのコインポケットです。
コインポケット裏には セルビッジを使用しております。
☆ フロントポケット
一般的なスレーキ生地です。
ポケットは全体的に長い形状で 下部が曲線を描いております。
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☆ リベット
表側は先が切り取られている 「LEEタイプ」です。 裏側は「SCOVILL」の汎用タイプです。
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☆ 品質表示タグ
サイズ表記と 英語・日本語表記の品質タグです。
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☆ セルビッジ
幅 1・6センチ
現代のセルビッジとは異なる 昔のレプリカジーンズに よく見かけるような赤耳です。
赤のラインは 濃く鮮やかな蛍光色に見えます。
インシーム画像です。
ロックミシンがキッチリかかっており ワークパンツの印象があります。
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☆ デニム生地
正確には分かりませんが 14オンス位の右綾デニム生地です。
色落ち具合は少なめですが 織ムラは少なめで 細かい点落ちをしていきそうな 雰囲気があります。
小さいサイズなのに かなり大きめの作りなので 穿き込んでシャープなアタリを出すのは 困難かと思われます。
デニム生地の拡大画像です。
物凄い縦落ちをするような デニムには見えません。
裾は直しが入っており シングルステッチで 裏の糸は黒・紺色となっております。
折り返し幅が広いので ウネリはほとんど見られません。
ワークパンツ風の丈直しになっております。
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更新日付 2010年3月11日