BURGUS PLUS 700
アメ横のジーンズショップ「HINOYA」のオリジナルジーンズが、この「BURGUS PLUS 700」です。
「800(以下略)店」で購入しました。定価の7割引位の古着です。
元々の定価も比較的入手し易い価格帯ですが、
デニムの色落ち具合はかなり素晴らしいと思ったので、ついつい購入してしまいました。
ジッパーフライジーンズしか穿かない父親に穿かせよう…
と思ったのですが、父親のジーンズの好みが「ブーツカット」だと言いやがりましたので
基本的に「501・ボタンフライジーンズ」タイプを収集している僕のコレクションでは
穿かせるジーンズが殆どありません…
☆ シルエット
ヒップ部分がやや細身のストレートジーンズです。
股下が短いので僕が着用してもジャストサイズです。
デニム生地は色が濃く残っておりますので、まだまだ穿き込む余地があるかと思います。
ウエスト…38センチ ヒップ…51センチ 股上(前・後)…29センチ・35センチ 股下…70センチ 総丈…96センチ ワタリ 腿付け根…29センチ 股下30センチ部分…23センチ 裾幅…19センチ (平置き計測です。素人採寸なので参考程度にご判断ください) |
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☆パッチ
ヒノヤオリジナルの革パッチです。
表記サイズは 「W・31 L・34」 となっております。
パッチの取り付け方は後付けです。
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☆ バックポケット
取り付け位置がやや上部になる バックポケットです。
ポケット下部が絞り込まれている ジッパーフライジーンズ
ポケットにはイエローの 飾りステッチが入ります。
「アーキュエイト」のような 緩やかなアーチ形状ではありません。
飾りステッチのステッチが ガタガタになっております。
古着なので理由は解りませんが、 素人が普通にミシンで縫いこんでも ここまでにはならないと思います。
ポケットの縫製は 内外別になります。
バックポケット口裏のステッチは シングルステッチです。
隠しリベットは御座いません。
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☆ タブ
「BURGUS」と片面表記された 赤タブです。
端部分が若干丸みを帯びている程度で 殆ど変化は見られません。
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☆ センターベルトループ
ステッチ間の中央の膨らみは デニム一枚程度なのですが しっかりとアタリが付いております。
ベルトループは後付けです。
ウエストバンド上部ステッチは シングルステッチになります。
上下で縫製糸の色が異なります。
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☆ フロントディティール
股上はやや深めです。
☆ フロントボタン (その付近)
トップボタン横のステッチは Vステッチ仕様になります。
トップボタンは 裏の止め具共に鉄製です。
「HINOYA-UENO-AMEYOKO-」 と刻印されています。
「UNIVERSAL」のジッパーが 使われています。
持ち手裏側の刻印は 「KENTUCKY U.S.A」の 片ツメジッパーです。
小股部分のステッチ幅は細めです。
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☆ コインポケット
横幅 7.5センチ ポケット口幅 5.1センチ 深さ 7センチ
やや小さめのコインポケットです。 ポケット入口が狭めなので モノの出し入れは困難だと思います。
コインポケット裏は シングルステッチです。
☆ フロントポケット
スレーキ下部が丸みを帯びた形状です。
スレーキ生地自体は 一般的なスレーキ生地と同様です。
手持ちの「600」よりも スレーキ下部が長いです。
コインポケットの取り付けは 2本針ミシンで行なっております。
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☆ リベット
「HINOYA-U.A.-」 と刻印された打ち抜きリベットです。 手元の雑誌では鉄製と表記されておりますが 磁石が反応しませんでした。 |
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☆ 品質表示タグ
Lotナンバーやサイズ表記されて 品質タグです。
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☆ サイドシーム
イエローの脇割り仕様です。
幅は約1.8センチと やや太めに見えます。
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☆ デニム生地
細めの「6×8番糸」で 打ち込まれた 15オンスデニム生地との事です。
画像は上から 「太腿部分 ナナメ上」 「太腿部分 正面拡大」 「膝下・脛部分」 「裏地」 をそれぞれ撮影しました。
コンディション的には デニムの色は濃く残っておりますが 色の抜け方がハッキリしており 現在穿き込んでいる 「エターナル811」 に似た風合いがございます。
縦落ち幅は3センチ程で 縦落ちのムラ具合は 密度が濃く感じます。
☆ 裾
チェーンステッチで 丈直しされております。
やや裾のステッチ部分の幅が 長め(間隔広め)に感じますが キレイにウネリが出ており 色落ちもハッキリ現れております。
チェーンステッチ縫製は アウトシーム側です。
全体的にキレイに穿きこまれておりますが 唯一、裾上部5センチ程の箇所に 左右それぞれに小さな ダメージ・穴があいております。
普段生活していて あまりテンションの掛からない場所ですが 考えられるのは 「バイクでグリップさせる位置」 「自転車のペダルで擦れる位置」 だと思われます。
目立たないので特に気にしておりません。
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☆ 色落ち箇所画像
大きめの画像で色落ち部分を紹介します。
一目で見て解る特徴的な色落ち・アタリなのですが
フロントポケット左右それぞれに、四角いモノを入れていたアタリが出ております。
携帯を入れていたと考えても、片側だけではないのが面白いと思います。
このようなアタリを宜しくないとお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、
僕個人的には、穿き込んだ方の特徴が現れているので良いと思います。
普通に、好きなように穿いた結果ですので、人それぞれのアタリがジーンズ穿き込みの面白みだと思うのです。
アウトシーム(脇割り・耳)部分の画像です。ややアタリが出始めている程度です。
染付け(色の抜け方)が似ていると思った「エターナル811(穿き込み中)」との比較画像です。
両画像共に左側がバーガスプラス700、右側がエターナル811となります。
デニム生地の特徴である「縦落ち幅」に違いはございますが、実物を見るとかなり類似しております。
「バーガスプラス 700」の定価は有名ブランドレプリカジーンズと比べてかなり安価ですが、
こだわりのディテールよりも色落ち・価格重視でジーンズを選ぶ方にはオススメできると思います。
更新日付 2010年5月4日