EDWIN 1410 (ブラックジーンズ)

 

 

リューノガレージを開設して2年。

そして、サイトにアップするジーンズがトータル100本目となる、

丁度キリの良いタイミングでアップする記念のジーンズは

「EDWIN (エドウィン)」のフツ〜のブラックジーンズです。

地元の一般的なジーンズショップみたいな所で、セール価格で買いました。

 

さて、散々ジーンズをアップしてきましたが、何故このジーンズを100本目に選んだのかと申しますと、

このジーンズが、おそらく僕が購入して所持する一番古いジーンズだからなのです!!

つまり、15年近く前にリューノが全くと言って良いほどジーンズの知識の無い頃に購入したジーンズです!!!

 

夏も冬も散々穿いたのですが、あるときから全く穿かなくなってしまいました。

その後はず〜っと折りたたまれて、積み重ねたジーンズの最下層に眠ったままだったのです。

しかし、今まで100本以上ジーンズを購入した中で、一番古い付き合いのジーンズであり、

そして、一番良く・長い期間穿いていたジーンズが、このエドウィンのブラックジーンズなのです。

 

現在、手元には高額なジーンズもありますし、今となっては貴重なジーンズもあるのは事実です。

でも、数多く所持する事がジーンズ好きという証明ではありません。

ジーンズに今ほど興味が無かったけれど、このジーンズを選んだ僕は

「このジーンズを穿きたい!」と思って購入しているのです。

 

まぁ…まさか、その頃の僕が10年も経過した後に

恐ろしい数のジーンズを所持しているとは考えてもいませんでしたから…

 

とはいえ、ある意味リューノの原点のジーンズですので

この場を借りて、詳しく紹介する…というよりも

フツ〜のジーンズでも、穿き込んだらシッカリとしたエイジングが現れるという証明にしたいので

皆様、どうぞご覧になって下さい。

(よって、パーツ紹介は手抜きしますので、ご了承ください)

 

 

 ☆ シルエット

 当時としては珍しい「タイトフィットストレート」のジーンズです。

撮影してから片付けてしまったので、今でも穿けるかどうか?分かりません。

 

 

 

 

☆パッチ

 

牛革製のレザーパッチです。

 

Leeのパッチの如く

後ろにベルトが通せるように

なっております。

 

地球儀のようなデザインの

本当に昔のEDWINの

パッチデザインです。

 

パッチ裏部分に

白いタグが取り付けてあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆ バックポケット

 

かなり小さめの印象のあった

 バックポケットです。

 

 

ポケットの取り付け位置が

かなり上部なので

ウォレットを入れていても

それほど支障が無かった記憶があります。

 

 

 

当時はステューシーの

2つ折ナイロンウォレットを使っており

ソレをバックポケットに

突っ込んでおりましたので

そのアタリが出ております。

 

 

 

 

 

 

 

バックポケット裏は

シングルステッチです。

 

初めて確認しました!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆ タブ

 

「EDWIN」表記された

両面タブです。

 

 

 

 

 

 

 

☆ センターベルトループ

 

中央に取り付けてある

センターベルトループです。

 

かなり長さは短く

ゴツイベルトは通せません!

 

当時はベルトを使っていなかった…

ような記憶がございます。

 

 

ウエストバンド上部ステッチは

シングルステッチになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆ フロントディティール

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆ フロントボタン (その付近)

 

ジッパーフライジーンズです。

 

当時の僕には

ボタンフライジーンズが

存在する事すら

知らなかったと思います!!

 

 

 

 

トップボタンは

普通の凡庸EDWINボタンです。

 

ボタン裏の留め具が

「SCOVILL」

だったとは…知りませんでした!!

 

 

「YKK 4YG」

のジッパー・スライダーです。

 

ジッパーの持ち手は

昔の「SCOVILL」っぽい

形状です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タイトなジーンズでしたが

股下にほとんどダメージがありません。

 

確認してちょっと意外でした。

 

頑丈なんですね!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆ コインポケット

 

面倒なので計測無しです。

 

形状はLeeのような

コインポケットの形です。

 

 

 

 

 

コインポケット口裏は

シングルステッチです。

 

 

 

 

☆ フロントポケット

 

毛玉だらけのスレーキです。

 

アウトシーム側の縫製部分が長いのは

タイトなシルエットに

対応した形…だからだと思いたいです。

 

 

 

 

 

☆ リベット

表はEDWIN刻印

裏はトップボタン裏と同じ

 「SCOVILL」の止め具です。

 腐食しておらず、きれいなままです。

☆ 品質表示タグ

 

特に…普通の品質タグです。

「日本製」が誇らしいです!

 

「W 71」

昔から痩せておりますね…

 

 

 

 

 

☆ インシーム・アウトシーム

 

セルビッジデニムでも無いので

特に記す事がありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 ☆ デニム生地

 

久しぶりに引っ張り出して

眺めてみると…

結構良い色落ちしております!

 

フロント部分のヒゲなんて

見事なモノだと感心します…

 

まぁ、色落ちなんて

気にした事は一切無く

普通に穿いて

普通の洗剤で洗濯していたハズです。

 

タイトなジーンズなので

フロントのヒゲ部分のアタリが

出やすいとは思いますが

それにしてもネタに出来る位

シッカリアタリが出ておりますね!

 

 

一時、右側フロントポケットに

ウォレットを入れていたという

暴挙を行なって生活していたので

そのアタリがポケット部分に

出ておりますね!

 

 

しかし、良いアタリですね…

自画自賛するのも何ですが、

ジーンズとは意識して穿かなくても

穿きこんだ分だけ

結果としてアタリが出るのですね…

 

 

 

 

腿の部分も

自然に色落ちしております。

 

下がりヒゲは

普通に出ておりますが

ソレほど強調されていないです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セルビッジデニムでもなく、

アウトシームは閉じて縫製されているので

アタリが全く出ておりません。

 

当然ですけど

当時の僕は全くの無知でしたので

とやかく言えませんね。

 

 

 

 

 

デニム生地の拡大画像です。

 

コチラは腿部分ナナメからの撮影ですが、

ムラも何も無いので

縦落ちというよりも点落ちの集合体です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

裏地画像を見ると

均一な織り込みというのが

より一層分かります。

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒップ部分です。

長い間穿いていた割には

ダメージ等は無いですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

自分で見て驚いたのですが

ハチノスがしっかりと

出ております!!

 

形はキレイとは言えませんが

初めて確認したので

とにかく驚いております!

 

まぁ、タイトストレートなので

出やすいのかしれませんが、

当時の僕は

この場所のシワのアタリに

名前が付いていて

趣のある色落ちだという事を

全く知りませんでしたから…

 

 

 

コチラが左足のハチノスです。

 

 

 

 

 

 

コチラが右足部分です。

 

こう見るとシワの寄り方が

左右で異なった場所に

アタリとなって出ておりますので、

ジーンズ(デニム生地)が

ネジレが出ていたという事が

分かりますね。

 

 

 

 

スソは普通…よりも

折り返し幅が広く、若干直しの酷い

シングルステッチです。

 

少しだけウネリが

出ております。

 

 

 

 

大きめ画像で、ナナメから撮影した画像をアップしてみました。

う〜ん…やはりアタリを出すには時間が必要だと再確認しました。

 

【感想・まとめ】

久しぶりに手に取って、とても懐かしい気持ちと

「妙に良い色落ちして、アタリが出ているなぁ…」と驚きました!

今は全く穿いていないジーンズですけど、

一番思い出のあるジーンズなので手放す事は出来ませんね…

 

本当に、数年前まで僕はジーンズに全く詳しくもなく、

某ジーンズサイト様のコレクションを見て衝撃を受けたのを覚えております。

それがキッカケで「リューノガレージ」が出来た訳なのですが、

今では自分のジーンズコレクションを皆様にご覧になって頂いている身でございます。

 

昔、2〜3本しか無いジーンズの中、EDWINをフツ〜に穿いていた自分と、

現在、ジーンズを100本以上所持している自分。

 

どっちが偉くて、正しいという訳ではございませんが、

今も昔も、外出する際にはジーンズを穿いている自分がいる訳です。

やっぱりジーンズそのものが好きなんでしょうね…

 

改めて、そんな事を考えてしまうキッカケとなりました。

 

更新日付 2009年6月16日