THE FLATHEAD 3006

 

 

「THE FLATHEAD (フラットヘッド)」のベルボトムジーンズ「3006」です。

何故、この3006を所持しているのかと申しますと、

「800(以下略)店」で、どういう理由か古着で安く販売していたのです。

「1800円」です!!!

 

パッチが何故か取られておりますが、それ以外は文句の付けようのないコンディションです。

ちなみにその後、そのお店で販売している古着のフラットヘッドのジーンズは

コンディションが悪くても1万円くらいします…

 

「800円BIG−E」だけでは無く、他のジーンズまでもが安くなっている、

まったくもって謎の多い超優良店でございます!!

 

自分にとって初めてのフラットヘッドのジーンズなので、

穿き込みたい衝動にかられますが、

購入後1年以上は放置しております…

 

 

 ☆ シルエット

 

恐ろしいほどシルエットが素晴らしいベルボトムです!

膝部分は絞り込まれ、スソ部分は物凄く広がっております。

デニム生地は「3005XX」と同様の14.5オンスのデニムが使用されております。

ウエストサイズは「32インチ」なのですが、

デニムが縮んでいるためか僕のジャストサイズになっています。

購入時には試着をお勧めいたします。

 

 

 

☆パッチ

 

本当に残念なのが

パッチが無かった事です。

 

あったらあったで

とても高い値段が付いていたかも

知れませんけど…

 

ウエストバンド上部ステッチの

シングルステッチごと

切り取られております…

 

前オーナーは、どのような理由から

パッチを外したのでしょうか?

 

確かにベルボトムの

リーバイス684には

パッチが無いのですが…

 

  

 

 

 

 

 

 

 

☆ バックポケット

  

 手の平がなんとか収まる位の

 小さめサイズのバックポケットです。

 

 形は正方形に近いです。

 

 右バックポケットには

ウォレット跡が付いています。

 

 

 

 

 イエローの飾りステッチは

 現行モデルとは異なります。

 

 

 

 

 ダイアモンドポイントから

 下に出ているリボンのような

 ステッチ部分は

 別縫製になっているので、

 抜く事ができます。

 

別縫製のシングルステッチなので

その部分は左右で異なる形です。

 

 

 

 

 

 

 

パックポケットは

 1本針の一筆縫いで取り付けてあります。

 

この部分はオレンジの糸です。

 

 

 バックポケット口裏は

 シングルステッチですが、

 この部分がこれほど

 盛り上がっているジーンズは

 他には無い特徴だと思います。

 

 少なくとも、同じようなジーンズを

 所持している記憶はありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベルボトムジーンズなのですが

 隠しリベットが打ち付けてあります。

 

 磁石が付かなかったので

 銅製だと思われます。

 

 

 

 

 

 

隠しリベットはコイン型で

 無地です。

 

 

 

☆ タブ

 

「FLAT’H」

 と縦書きされている両面赤タブです。

 

 

 

 

 

 

 

☆ センターベルトループ

 

 中央に取り付けてある

 センターベルトループです。

 

 中央の膨らみは

 デニム1枚分程の厚みがあります。

 

横幅は1.3センチと幅広です。

 

 

 しっかりとアタリが出ています。

 

 

 

 ベルトループは後付けです。

 

 

 ベルトループ裏側は

 イエローとオレンジの

 2色使いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆ フロントディティール

 

 股上浅めの

 シャープなフロントです。

 

若干ヒゲのアタリも出始めています。

 

 

 

 

 

 

☆ フロントボタン (その付近)

 

ジッパーフライのジーンズです。

 

 ジッパーの上げ下げは

 流石に普通のジーンズの

ジッパーと比べると

 抵抗が大きいです。

 

 

 

 

トップボタン横のステッチは

 Vステッチです!

 

 折り返し角度は45°位です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 トップボタン裏の刻印は無地です。

 

トップボタン共に

 磁石が付きませんでした。

 

 

 

 

 

 

「☆THE FLATEAD☆」

 「SPLENDID」

 

 と刻印が刻まれている

 トップボタンです。

 雰囲気はとても良いです。

 

 

 

 

「UNIVERSAL」

 のカムロックジッパーです。

 

 持ち手裏には

 「KENTUCKY U.S.A」

 と刻印が入っております。

 

 

 

 

 

ジッパー裏には

 「5Y」

 と刻印が入っております。

 

 

 

 

 

小股部分のステッチは

 シングルステッチですが、

 ジッパーフライジーンズに

 よく見られるカンヌキが

 2箇所入っております。

 

 カンヌキの色は紺色なので

 さほど目に付きません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 股下の補強のカンヌキも

 小股部分同様に紺色です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆ コインポケット

 

横幅 7.5センチ

 ポケット口幅 5.7センチ

 深さ 7センチ

 

 形の整ったコインポケットです。

 

取り付け方は1本針の

 一筆縫いのようです。

 

 

 コインポケット裏は

 セルビッジを使用しております。

 

 

 

☆ フロントポケット

 

底面が広い形の

 コインポケットです。

 

 スレーキ生地はやや薄手になります。

 

 

 

 

 

 

☆ リベット

 

表側には刻印は無く

 裏側には「SCOVILL」の文字の入った

 銅製打ち抜きリベットです。

 

☆ 品質表示タグ

 

比翼裏・左側に縫い付けてある

品質タグです。

 

 パッチが無いので、このタグがなければ

 品番にサイズも不明のままでした。

 

 

 

☆ インシーム・アウトシーム

 

 このジーンズは脇割り仕様なのですが

実際はセルビッジデニムです。

 

 このページの1番下段に

 その確かな画像がありますので

 ご覧下さい。

 

 耳の幅は均一では無いのですが

 およそ1.8センチの幅の部分が

 多いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ☆ デニム生地

 

 エターナルと同じような特徴をもつ

 縦落ちが強調される

 デニム生地です。

 

現状はまだ濃い色が残っています。

 

 現在穿き込み中の

「エターナル811」と比較するならば

 コチラの3006の生地の方が

 やや品質が上…のような

 高級感のある触り心地であると

 僕個人的に思っております。

 

 エターナル811の方が

 ザラザラ感が強く思えます。

 

 

 

 フロント部分にはヒゲのアタリが

 付き始めています。

 シルエットがシャープなので

 アタリが付きやすいと思うのですが、

 ジッパーフライなので

 比翼横のヒゲは付きづらいかも

しれません。

 

 

 デニム生地拡大画像、ナナメ上からです。

 

 縦糸のムラがとても強調されております。

 

 

 

 

 

左画像では、

 僅かに脱色跡がありますが、

 この部分だけで目立つ大きさでもありません。

 

 

 

 

 

 

コンディションにもよるのでしょうが

 この3006のデニム生地裏画像では

 横糸が若干黄色がかっております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バックヨーク部分は

縮んではいるものの

色落ちまでは進んでおりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

フロント膝部分画像です。

 

 かなり絞り込まれているので

 アタリがとても出やすいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

膝横のアタリです。

 

 アウトシーム部分を跨ぐように

 シワのアタリがついております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絞り込まれた膝裏には

ハチノスが形とられております。

 

ジーンズのシルエットの特徴から

ハチノスが出やすいジーンズと

言えますね。

 

 

 

 

 

ただ…

前オーナーは、裾直しせずに

この3006を穿ける方です。

推測身長180センチ位でしょう。

 

僕とは伸長差がありすぎて

ハチノスの位置が

合うわけがありません…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スソのフレア部分の大きさを

何かと比較しようと思い、

床に敷いている紙の重石として

置いていた「ライトニング」と

対比させてみました。

 

いかがでしょう?

 

 

 

 

スソは新品時と同様だと思います。

 

 アウトシーム側からの

 チェーンステッチによる

 縫製です。

 

 ウネリもしっかりと出ています。

 

スソ部分には

 前オーナーの着用跡の

ホツレが出ております。

 

一番下の画像ですが、

このベルボトムジーンズが

 セルビッジデニムを使用している

 何よりの証拠の部分です。

 

 おそらくデニム生地の

端から切り出しているのでしょう。

 

赤耳が微かに残っております!

 

 ただ…僕がこのジーンズを穿くためには

 20センチほどスソ部分を切り落とし、

 丈直しする必要があるのです…

 穿きたいけど、切るのが怖くて

着用する候補のジーンズには

 挙がってきていないのです…

 

更新日付 2008年6月26日