Ｌｅｅ × ＭｃＣＯＹ １０１Ｚ ��
「ザ・リアルマッコイズ」が「Ｌｅｅ」へ別注して製作された特別モデルが
この「マッコイ×Ｌｅｅ」と呼ばれるジーンズです。
ボタンフライの「１０１Ｂ」、ジッパーフライの「１０１Ｚ」と両ラインナップがありますが、
コチラは「１０１Ｚ」になります。
このジーンズも、いつものように「８００（以下略）店」で古着として購入したのですが、
僕が購入したマッコイ×Ｌｅｅの中では最も高額です。
とはいえ、定価の３分の１ほどでしたけど。
しかし、即購入にいたったわけでは無く、
このマッコイ×Ｌｅｅ、状態は新しいのに変な色落ちをしていたのです。
説明するのも何ですので、画像をご覧下さい。
☆ シルエット
腿周りのワタリに若干余裕がありますが、
裾に向かってキレイなストレートのシルエットを描いております。
ウエストのサイズは２８インチで、現在の僕ではジャストサイズのはずですが、
着用してみたらかなりのタイトフィットでした！
そして、おそらくですが、このマッコイ×Ｌｅｅは糊落とししていません！
買ったままの状態で穿き込まれたのだと推測いたします！！
（画像撮影後に、僕が１度洗濯いたしました）
そして、このマッコイ×Ｌｅｅ１０１Ｚの仕様は、いわゆる「旧マッコイ×Ｌｅｅ」です。
今になって、これだけの旧マッコイ×Ｌｅｅが古着屋に出てくるのも不思議です。
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☆パッチ
縮みや色の変化が起こっていない 牛革製パッチです。
所持するマッコイ×Ｌｅｅの 革パッチと比較すると この後物凄い変化が 訪れるわけですね。
このパッチ部分は後付けです。
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☆ バックポケット
このジーンズは２８インチなので すべてのバックポケットのサイズが 同様のＬｅｅのジーンズの中では 両ポケットの取り付け間隔は とても近くなっています。
他の部分と比べると ポケット部分の色落ちは 進行しています。
ポケット内部の 補強布の画像がありませんが、 補強布上部の余白が多いので レイジーＳステッチ上部に 補強布のアタリが レイジーＳに沿うように出ています。
ポケット下部には 新マッコイ×Ｌｅｅに見られた 三角ステッチの補強がありません。
ピスネームも健在です。 というか、新品同様です。
Ｌｅｅの書体がシャープです。
バータックがクロスしている スレッドリベットです。
新マッコイ×Ｌｅｅとは 形が異なり均等なクロスです。
左ポケット内部に ユニオンチケットが 縫い付けられております。
新マッコイ×Ｌｅｅは右ポケット内部です。
ユニオンチケット自体も 旧マッコイ×Ｌｅｅで 使用されていたものと同じデザインなので このジーンズは旧マッコイ×Ｌｅｅ の筈です。
バックヨークのステッチの色は イエローです。
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☆ センターベルトループ
中央に取り付けられている センターベルトループです。
横幅は１．３センチと普通ですが、 長さが５．３センチと これほど短いベルトループは あまり見たことがありません。
太いベルトは通らないと思います！
ウエストバンド上下ともに シングルステッチです。
ベルトループ裏のカンヌキは イエローです。
センター赤タグは ウエストバンドに戻らず ボックス型に縫われた後に 戻って縫い終わっています。
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☆ フロントディティール
色落ちの事は以下に記しますが、 変な部分にアタリが付いております。
☆ フロントボタン （その付近）
１０１ＺのＺは 「ジッパーフライ」のＺです。
トップボタン横のステッチは ウエストバンド縫製の形 そのままです。
比翼の縫製ステッチは トップボタンで終わっています。
新マッコイ×Ｌｅｅと比較すると トップボタンの文字が シャープ（若干細め）です。
トップボタン裏には 「ＵＦＩ」 と刻印が入っております。 僕の所持する他のマッコイ×Ｌｅｅでは 無かった、もしくは読み取れませんでした。
ジッパーは 「ＵＮＩＶＥＲＳＡＬ」の片ツメです。
持ち手裏には 「ＫＥＮＴＵＣＫＹ Ｕ．Ｓ．Ａ」 の刻印が入ります。
スライダー裏の画像を 撮影し忘れてしまいましたが、 もう１本のマッコイ×Ｌｅｅ同様 「５」 の刻印が入っています。
比翼下部・小股部分は ジッパーフライジーンズの カンヌキ補強が入っています。
比翼の横ステッチはイエロー、 股下〜比翼外側にかけては オレンジの糸で縫製されています。
股下に補強はありません。
インシームが オレンジと黒（グレー）の ２本ステッチです。
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☆ コインポケット
横幅 約１０．２センチ ポケット口幅 約７．６センチ 深さ 約８．２センチ
１／４円形のコインポケットです。
ポケット内の画像です。
コインポケットには 外側１箇所のみに リベットが打ち込まれております。
ポケット口裏は イエローの２本ステッチです。
☆ フロントポケット
新マッコイ×Ｌｅｅと比較すると スレーキ取り付け部分・下部と コインポケットのステッチ部分との 余白が狭いです。
旧マッコイ×Ｌｅｅの フロントポケットのスレーキが 若干短い証拠ではないでしょうか？
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☆ リベット 銅製のリベットです。 裏側部分の形状が皿状で、 新マッコイ×Ｌｅｅはコイン型ですので 仕様が異なる部分です。 |
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☆ 品質表示タグ
エドウィンのジーンズ同様 比翼横に品質タグが付いております。
他のマッコイ×Ｌｅｅと見比べると ナンバーが少し違います。
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☆ セルビッジ
横幅 ２．５センチと 明らかに広いセルビッジ部分です！
耳の余白部分は２ミリで、 イエローのステッチは入っていない 白耳状態です。
インシーム画像です。
ロックされている糸はイエローで、 インシームのチェーンステッチも 片側が白い糸で縫製されています。
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☆ デニム生地
洗濯後、試しに穿きましたが、 足をどう動かしても このマッコイ×Ｌｅｅの 色落ちしている部分に シワは寄りませんでした…
サイズが本当にジャストサイズなので 穿きこめばアタリが 強烈に出ると思うのですが、 足の可動範囲部分になる場所に 一切アタリがついておりません…
ヤスリ等で擦ったとしか思えない 偏った色落ちですが、 古着のジーンズなので 前オーナーの事までは 把握する事はできません。
しかし、色落ちが速いと思われる マッコイ×Ｌｅｅですので こんな状態からでも 穿きこめば何らかの変化はある… と望みを持って購入しました。
左綾デニムは 縦落ちが凄いという話ですが、 現状ではまだ変化は少ないです。
撮影後の洗濯で 若干縦落ちの様子が 分かりかけてきたくらいです。
長く・糸の太さにムラがあるのではなく、 細かく自然に縦落ちが 進行していきそうです。
デニム生地部分の 拡大画像です。
コレだけ見たら ほぼリジットデニムです。
まだデニムの織込みがしっかりしています。
裏地画像です。
この部分だけですと 横糸のムラの方が 強調されています。
ヒップ部分が自然に色落ちしています。
座って出来たアタリですね。
左フトモモ裏には 明らかに不自然な 筋状のアタリが付いております。
とりあえず理解不能です。
本来ハチノスが出る 膝裏部分なのですが、 コチラにも擦ったような シワにならないアタリがついています。
せっかくのマッコイ×Ｌｅｅが 本当に勿体無い惨状です…
スソはチェーンステッチで 縫製されております。
おそらく製造時のままだと思いますが、 裏側部分は 黒い糸で縫製されております。
ネジレはまだ出ておらず 縦に縮みアタリが出てきております。
最後に、 ４本もマッコイ×Ｌｅｅを 所持する事ができたので、 比較ページを頑張って 作成したいと思っております！
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更新日付 ２００８年９月２７日
