☆パッチ

擦れてはおりますが

シッカリと残っている紙パッチです。

「５０１」刻印は

小さい文字のタイプで

「タイプ物」でも見られる大きさですが

タイプ物と判別できる

文字は見つけられませんでしたので

通常「５０１Ｅ」と記しておきます。

レングスは「３４」ですが

見る影もありません…

☆　バックポケット

下部が絞り込まれた形状の

 バックポケットです。

 横幅がかなり広いので

 厚手のウォレットも

 充分収まりきります。

整った形の

 アーキュエイトステッチです。

 バックポケットの縫製は

 内外別縫製です。

バックポケット口裏は

 シングルステッチです。

 リペアの跡がありますが

 詳しくはページ下部に掲載しております。

 隠しリベットはありません。

 退色したグレーのカンヌキです。

☆　タブ

両面「Ｂｉｇ-Ｅ」表記で

「Ｖ」の右側が細い文字のタイプです。

既に丸まりきっており

開いて撮影するのに苦労しました。

☆　センターベルトループ

中央に取り付けられた

センターベルトループです。

他の場所でも同じなのですが

ベルトループ中央の

ステッチが切れ掛かっている箇所が

多かったです。

 ベルトループ自体の長さが

 やや短めに感じるので

 厚手・ゴツいベルトでは

 通らないかもしれません。

ウエストバンド上部は

チェーンステッチです。

☆　フロントディティール

計５個のボタンフライジーンズです。

一番下段のボタンは

一度も外した事が無かったかのように

硬く締まっておりました。

☆　フロントボタン　（その付近）

トップボタン横のステッチは

四角（２本）タイプで

Ｖステッチではございません。

第２～５ボタンは

足長「Ｒ」ボタンです。

ボタンの表側は

かなり汚れ・腐食が進んでおります。

トップボタン裏の刻印は「２」です。

ボタン全て、表裏共に

鉄製でした。

小股部分には

カンヌキが入っております。

股下に若干ダメージがありました。

☆　コインポケット

横幅　 ９センチ

 ポケット口幅　７センチ

 深さ　８．５センチ

 ポケット口の広い

 コインポケットです。

ポケット口裏は

 チェーンステッチです。

☆　フロントポケット

 ヴィンテージリーバイスらしく

 クシャクシャと化している

 スレーキです。

☆　リベット

 表が鉄製、裏はアルミ製の

 被せリベットです。

 鉄製って事は

 年代的にはやや古めの

５０１Ｅとなるのでしょうか？

☆　品質表示タグ

 ありませんでした

☆　セルビッジ

 幅が約１．９センチと

見ても広めに感じるセルビッジです。

 若干ピンクのラインが

 残っています。

 ☆　デニム生地

 残念ながら

 見るも無残な丈に切り取られた

 ５０１Ｅでございます。

 色はキレイなブルーで

 濃い目でコンディション自体は

 良いと思います。

 フロントのヒゲのアタリも

 自然なラインで色落ちしております。

 僅かながら

 セルビッジのラインも

 クッキリと浮かび上がっております。

 いつも撮影している箇所は

フトモモ部分なのですが

 このジーンズには無いので

 フロントヒゲの出ている箇所を

 撮影しました。

 自然な色落ち・縦落ちが

 見て取れるかと思います。

裏地画像です。

 原因は分かりませんが

 断ち切られた部分の画像です。

５０１Ｅを叩き切ると

 このようになりますよ…

 という参考になさって下さい。

左側ヒップ部分には

 当て布が縫い付けてあります。

 意外な事ですが、

 全く同じような色落ち・風合いの

 デニム生地で補修されております。

 おそらく本体と同じデニム生地だと

思います。

リペアは丁寧です。

 裏から見ると

 ダメージが横に走っています。

 …というか、

 コレはカットするときに

 間違えて横に切ってしまった…

 かのような

 キレイすぎる一直線の

ダメージ跡です！！

 ダメージ部分を黒い糸で

 ミシンで叩いているのが

 分かるのですが

 表地に糸が届いていないのです。

 よ～く見たら

 補強布を使わずにミシンで叩いて

 その上にデニムを縫いつけて

 あるみたいです。