Levi’s 501 66後期 (33インチ・直し有り)

 

 

「Levi’s (リーバイス)」の66後期と呼ばれるモデルのジーンズです。

さて、このジーンズも大掃除をした際、偶然(?)発見しました。

「あれっ?こんな66なんて持っていたっけ?」

で、マジマジと見て思い出しました。

 

この66後期は「幅直し」がされているのです!

つまり、オーバーサイズだったジーンズの横幅等を詰めているのです!!

 

う〜ん、、、今見ても酷い有様だったので、買った記憶すら忘れ去っていたのですね…

おそらく3〜4000円程度で購入しているはずです。(何処で購入したかは忘却)

 色落ちはかなり良いのでとても残念ですが、

思い入れの全く無いジーンズである事には間違い無いです…

 

 

 ☆ シルエット

 

サイズ表記では「ウエスト 33インチ」となっていますが、

手が加えられているので、サイズ等の事は書き記さない事にいたします。

あくまで、参考までにアップしてあるだけの事です…

色残りは決して濃いとは言えませんが、

フロントのヒゲとハチノス部分は、キレイなアタリが出ています。

本当残念なジーンズです…どうして加工してしまったのでしょうか?

穿けなくなったら、諦めて新しいジーンズを購入する方が良いです!

(結局、手を加えた部分はアタリもずれてしまいますから)

 

 

 

 

☆パッチ

 

周りはボロボロですが

 形は健在の紙パッチです。

 

 サイズ表記等も読み取れます。

 

 

 

 

 

 

 パッチは後付けです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆ バックポケット

 

サイズ直しを行なっているため

 バックポケットが

 異様に大きく見えるのですが、

 実物もかなり大きいです。

 

 

 

 

 

 

 バックポケットのおおよそのサイズは

 横幅(上部)18.2センチ

 ポケット口幅14.7センチ

 深さ15.2センチ

です。

 

 

 

 

 

 

 

 

アーキュエイトステッチは

 やや上部に有り、

 緩やかなアーチです。

 

 ダイアモンドポイントは

 適度にずれています。

 

 

 

 

 

左バックポケット部分には

 白いペンキ跡のようなモノが

 付着しております。

 

 ですが、気にならない程度です。

 

 

 

 

 

 

 ポケットの縫製は内外別です。

 片側を縫った糸を切らずに

 そのまま針を抜いて縫製始めたのか?

 内外の糸は繋がっております。

 

 

 66後期モデルと

 判別する部分の一つの目安となる

 ポケット口裏のステッチは

 チェーンステッチです。

 

 

 

 

中央のステッチを解いて、

 サイズを詰めております。

 

よって裏側からの見た目は

 ボロボロです…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆ タブ

 

 文字は健在です。

 状態のピンとしたままですね。

 

 

 

 

 

 

☆ センターベルトループ

 

中央部分は若干盛り上がりの有る

 ベルトループです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 裏から見ると、

 この中央部分から切って

 サイズを詰めているのが分かります。

 ですので、ウエストバンドの

 ステッチも切られており、

 そのままで縫製し直しされておりません。

 

 リペアするのも自由なのですが、

 ちょっと酷いなぁ…と

 言わざるを得ない状態です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆ フロントディティール

 

フロント部分は手が加わっていないので

 ジーンズ本来の姿です。

 

 色落ちはキレイなだけに

本当残念です。

 

 

 

 

☆ フロントボタン (その付近)

 

 計5個のボタンフライジーンズです。

(説明不要ですけど)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 トップボタン横のステッチは

 四角(2本ステッチ)です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボタン・ボタン裏の金具共に

 鉄製です!

 

リーバイスの66後期って

 鉄製ボタンだったのですね…

 全然記憶に無いです…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 66モデルの目安の刻印

 「

 

以下のボタンにも

 ドットのような跡がつき

 66モデルの特徴を兼ね備えております。

 

 

 

 小股部分には

 カンヌキが入ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 股下には

 ややダメージが出ています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆ コインポケット

 

横幅 8.5センチ

 ポケット口幅 6.1センチ

 深さ 7.8センチ

 

幅が広めのコインポケットです。

 

 

 

 

 

 コインポケット裏のステッチは

 チェーンステッチです。

 

 

 

 

☆ フロントポケット

 

特筆する事の無い

フロントポケットのスレーキです。

 

 スレーキは毛玉多いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

縫製は白い糸です。

 

 

 

 

 

 

 

☆ リベット

 表が銅製、裏がアルミの

 リベットです。

 状態はキレイです。

 

 

☆ 品質表示タグ

 

 コチラもキレイに残っている

 品質タグです。

 

 「W33 L32」

 日本人にはジャストなサイズなのですが

 直しが入っているのですね…

 

 おそらくですが、

 「1979年7月」製造と読み取ります。

 66後期でも最終モデルに近いですね。

 

 

 

 

 

 

 

☆ セルビッジ

 

 唯一残っているのは

 膝下だけの赤耳部分です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 アウトシームも

 切り取られて詰め直しております。

 

切った部分は

 丁寧にもロックミシンをかけておりますが、

 こんな手間をかける位なら

 66後期を買いなおした方が

 早いです…

 

 この程度の66後期なら

 2万だせば充分買えます!

 

 

 アウトシームに手が入っているので

 表側にはアタリも出ておらず、

 本来あったであろう

 セルビッジのアタリが

無残にも消えているのです…

 

(下に表側画像有り。)

 

 

 

 

 

 

インシーム画像です。

 どうせなら上手い事

 インシームから詰めてほしい所です。

 

 まぁ、コチラの方が

 手間がかかるのでしょうけど…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ☆ デニム生地

 

フロント周りの色落ちは

 自然でキレイと思います。

 

 色残りは50%程で

 キレイなブルーの状態です。

 

 

 

 

 

 

 フロントのヒゲの

 左右両方の画像です。

 

 真横にアタリがついているので

 西洋文化の色落ち

 だと推測します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 セルビッジのアタリは

 見事に切り取られ

 無くなっております…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 デニム生地の拡大画像です。

 

細かい縦落ちです。

 

 触り心地もフラットで

 ザラ感や凹凸は感じません。

 

 

 

 

 

 

 コチラが裏地画像です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒップ部分の

 直しの入った箇所の画像です。

 

 やはり、本来のアタリは消えて

 浮いたような状態です。

 

 

 

 

 

 

裏側からの画像です。

 

とりあえず縫ってあるので

穿くには支障がありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 膝裏には

クッキリとまでは言えませんが

自然なハチノスのアタリが

 出ています。

 

 

 

 

 

 

 

スソ画像です。

 

 強烈にネジレが出て、

 スソ部分はセルビッジも残っているので

 表側には濃淡のある

 アタリが出ています。

 

 

 

 

 

 

スソは丈直しをしていないので

 製造時のままの

 チェーンステッチが残っております。

 

 

 

 

 

 

今、この66後期を発見しても、購入に踏み切るかは疑問です。

何で買ったのでしょうか?衝動買いですかねぇ…

おそらく「アップするネタになる」って理由で、当時は買ったのでしょうね…

 

更新日付 2008年12月20日