Levi’s 502 (2007年 ベトナム製)

 

 

リーバイスの2007年製造502です。

当然新品で購入した訳ではなく、リサイクルショップ兼古着屋さんで

かなり安く売っていたので購入した…と記憶しております。

おそらく2000円以下だったと思いますが、

お値段も安くなければ買っていませんので、、、

 

購入したのも2007年だったのか?2008年だったのか?曖昧です。

 

この502と同シリーズで、503、517が販売されていた…と思います。曖昧です…

 

 

 ☆ シルエット

 

古着で購入しましたが穿き込み感は全くありません。

黒く見えますが、一応ブルージーンズです。

シルエットはヒップ周りがやや細めですが、フトモモ周りは余裕を感じるストレートジーンズです。

 

 

 

 

☆パッチ

 

サイズ表記が左に縦書きされている

 鹿皮のパッチです。

 

デザインは概ね501XX等と同じですが

 「PATENTED MAY201873」

 の下に小さく

 「TRADEMARK REC U.S.PAT.DFF」

 「SANFORIZED」

 「Every Garment Guaranteed」

と文字が続きます。

 

 パッチのデザインは皮に押されており

 凹凸があります。

 オリジナルのような雰囲気はありませんが

 面白いパッチだと思います。

 

 

 

 パッチは後付けです。

 

 

 

 

 

 

☆ バックポケット

 

 かなり大きめのパックポケットです。

 

 形は下部がやや絞り込まれています。

 

 

 

 

 

 

 

 アーチの深い

 アーキュエイトステッチです。

 

 これもコレでなかなか良いと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

アーキュエイトステッチに

 使用されている糸は

 ポケット外周を縫製している糸より

 太くて頑丈です。

 

 

 

 

 

 

 

 ポケットの取り付けは

 内外別になります。

 

 

 

 

 

ポケット口裏は

 チェーンステッチです。

 

 

 

 

 縫製に使用されている糸は

 ほとんどがイエローです。

 

 パッチの取り付けに

 オレンジの糸を使用しているだけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

隠しリベットは使用しておりません。

 紺色のバータックです。

 

 

 

☆ タブ

 

左画像が通常状態です。

すでに丸まっております。

 

両面「Levi’s」のレッドタブです。

 

 

 

 

☆ センターベルトループ

 

 中央に取り付けてある

 フラットな形の

 センターベルトループです。

 

 

 

 

 

 ベルトループは後付けです。

 

 ここ最近製造の復刻501等は

 バンザイ縫いされているのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ウエストバンド上下ステッチは

 チェーンステッチになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆ フロントディティール

 

かなり股上が深くて

ここ最近のトレンドと逆行している

珍しいタイプのジーンズです。

 

 

 

 

 

☆ フロントボタン (その付近)

 

502ですので

 ジッパーフライのジーンズです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トップボタン横のステッチは

 四角いタイプです。

 

 

 

 

 

 

 

そして、とうとう…トップボタン裏の刻印が

 無くなってしまいました!!

 

 リーバイスの伝統の一種…

 だと思っていたのですが

 とても残念です!

 

 今後はトップボタン裏の刻印が無いのは

 最近のモデルと判別できます。

 

 

 トップボタンには

 錆加工されたドーナツボタンが

 使用されております。

 

 デザイン自体は201のようで

 悪くは無いのですが

 なぜ502に使用したのか?

 と疑問を感じます。

 

トップボタン、裏の金具ともに

 鉄製ではありませんでした。

 

 

ジッパーは持ち手の大きい

 「YKK 5YG」

 タイプです。

 

 一応錆加工されていますが

 鉄製な訳がございません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆ コインポケット

 

 横幅 約8センチ

 ポケット口幅 約5.7センチ

 深さ 約8.7センチ

 

 下のスレーキ画像で

 形を見てもらいたいのですが、

 下部が絞り込まれた

 シャープな形のコインポケットです。

 

この形は良いですね!

 

取り付け方は2本針の縫製です。

 

 コインポケット口裏は

 チェーンステッチです。

 

 

☆ フロントポケット

 

 薄手のスレーキで、

 触り心地もスベスベしております。

 

 形はやや下部が広めです。

 

 

 

☆ リベット

 突起部分がつぶしてある

 銅製の打ち抜きリベットです。

 最近のリーバイスは打ち抜きリベットを

 使用しているのですね…

興味なかったので知りませんでした。

 

☆ 品質表示タグ

 

 品質タグも新たになりました。

 

サイズ表記と、品質表示の

 2枚重ねです!

 

 

 「3004-2」が

 製造工場番号になるのでしょうか?

 解りませんねぇ…

 

 

 

「0207」2007年2月製です。

 

 

 製造はベトナム製です。

デニム生地は日本製なのでしょうか?

 

 

☆ インシーム・アウトシーム

 

セルビッジを使用していない

脇割り仕様です。

 

 

 

 

 

 

アウトシーム側の脇割り裏です。

 

紺色の糸で縫製されております。

 

 

 

 

 

 

 

インシームは

 黄色と紺色のダブルです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ☆ デニム生地

 

新品同様のデニム生地です。

 

 産毛も残っており、

 洗濯回数も1〜2回だと思います。

 

 色合いは黒いブルーですが、

 近年のリーバイスのリジットモデルは

 どれも、この特徴的な黒目のブルーだと

 店舗で見て思いました。

 

 デニム生地自体も

 最近のデニム生地です。

 

 僅かにムラと縦筋が見られます。

 

レプリカ系ブランドのジーンズ(の値段)に

 抵抗のある方には

これでもそこそこ面白いですよ?

 と提案しておきます。

 …僕は穿きませんけど…

 この502も穿いてくれる人を

 探さないといけませんねぇ…

 

色合いはとにかく黒く

染め込みも深そうなので

色落ちは手強そうです。

 

 デニム生地の触り心地は

 フラットで、ザラ感があります。

 

加工モデルもあったのかもしれませんが

 色落ち具合は解りません。

 

 

 裏側から見ると

若干縦ムラを見て取れます。

 

 触っても気づかない位ですが。

 

 

 

 スソは新品製造時のままです。

 

 インシーム側から縫製の

 チェーンステッチです。

 

 多少ネジレが出ています。

 

  

穿き込み感が全く無いので

 一番色落ちが進むスソにも

 変化がまだありません。

 

 かすかに色が落ちている部分で

 このジーンズがブルージーンズだと

 気づくことができます。

 それくらい黒いです!

 

なぜこの新品同様の502が

古着として売られていたのかが

 最大の謎でもあります…

 

更新日付 2008年6月10日