Levi`s 503 URBAN
リーバイスの「503 URBAN (アーバン)」というちょっと変わったジーンズです。
購入したのは2000年くらいだと思います。
ジーンズを沢山持っていなかった時季です。(5〜7本くらい?)
多分セール品で安かったから購入したのだと思います。
通常の「503」は「リラックスストレートジーンズ」ですが
この「503 URBAN」は「タイトフィットストレートジーンズ」です。
同じナンバーを使っていながら、シルエットが違うなんて
ややこしい、ヘンテコなジーンズです。
1999年秋冬のリーバイスの小冊子にはこうも書かれています。
[LEVI’S URBAN CUT in the 60s]
「プリシュランクデニムを使用したタイトフィットストレート」
「(アーバンダークは)綾目がハッキリのクリーンでフラットなデニム」
「60年代のシックで都会的な印象のジーンズ」
「洗い込むほどにキレイなアンティーク感覚を楽しめる」
、、、らしいです。
自分には60年代の事は全くわかりませんが、
こんなツヤツヤなデニムがあったのかは不明です。
同じく「501 URBAN」があります。
こちらはジーンズ表面をコーティングして光沢をもたせたジーンズです。
☆ シルエット
細身のストレートジーンズですが、全体的にスリムというより
腰、ヒップ、腿の付け根が細くて、そこからストンとストレートなジーンズです。
今のスキニージーンズとはシルエットは違います。
デニム生地はツヤがあり、色落ちはほとんどしません。
これのジーンズのカラーはブラックですが、
実際に見ると、ツヤのあるグレーにしか見えません。
|
☆パッチ
普通の紙パッチです。 ウエストサイズが 1サイズ大きいものを購入しました。
後付パッチです。
ウエストバンド上部のステッチは シングルステッチです。
|
|
☆ バックポケット
下部がシャープな五角形です。
バックポケット口裏のステッチは チェーンステッチです。
余談ですが、このジーンズの撮影は ピンボケがヒドイです。 と、いうのも、 このジーンズのデニム生地は チカチカしてデジカメの液晶画面が 見にくかったのです。 そのあたりはご了承ください。
バックポケットの取り付け位置が 通常よりやや下です。
隠しリベットはありません。
|
|
☆ タブ
普通のリーバイスの両面赤タブです。 左画像が通常の状態で 丸まっています。 |
|
☆ センターベルトループ
中央に取り付けられた フラットなベルトループです。
|
|
☆ フロントディティール
かなり穿き込んだのに まったくヒゲのアタリは出ません。
☆ フロントボタン (その付近)
ジッパーフライのジーンズです。
トップボタン横のステッチは 四角です。
トップボタンは銅製の リーバイスの通常のモノです。
トップボタン裏には 3個のツメのような後が付いています。
ジッパーは持ち手が 小さめのモノです。
ジッパー裏の画像がありませんが 「4YG」 タイプだと思います。
|
|
☆ コインポケット
リーバイスの標準的な 大きさのコインポケットです。
ポケット口裏は チェーンステッチです。
☆ フロントポケット
特筆することのない 普通のスレーキです。
やや頼りない質感です。
形も四角!って印象です。
|
|
☆ リベット
表の刻印が浅い(甘い)気がします。 形は普通のリーバイスと同様です。 |
|
☆ 品質表示タグ
アウトシームの部分に取り付けてある 長〜いタイプの品質タグです。
表に英語表記、 裏にハングル文字、 その下に日本語表記がされています。
「08 09」 99年8月製造です。 最初の「359」は 工場のナンバーだと思います。
「503-0900」 0900は「アーバン・ブラック」です。
「メイド イン ザ フィリピン」 製です。 |
|
☆ アウトシーム
幅が2.6ミリという 太い脇割り仕様です。
わかりやすいように 実際に定規をあててみました。
|
|
☆ デニム生地
ツヤツヤ・テロテロなデニム生地です。 14オンスなのですが だいぶ薄い印象があります。
色落ちは一切期待できません。 していません。 3年は穿きこんだはずなのですが、、、
ジーンズっぽいジーンズを あえて穿きたくない方には おすすめします。 (そんな人いないか、、、)
デニム生地の質は 「エンジニアドジーンズ」に近いモノが あると思います。
|
更新日付 2007年10月7日