Levi’s 71507 (日本製)
ファーストモデルと呼ばれる506XXの後続モデルとして、
1952年から販売されたのが507XX・セカンドモデルのデニムジャケット(ジージャン)です。
これは、1990年代(おそらく中期)にセカンドモデルの復刻として発売された「71507」です。
この年代のデニムジャケットには「71」の頭文字が付いています。
このジャケットの購入経緯は、リサイクルショップのような古着屋で
お正月のリーバイス福袋1万円の中に入っていました。
(他に「復刻504XX」「現行519コーデュロイパンツ」などが入っていました)
当時はお得と思っていましたが、今では何とも、、、あまり着ません。
雨の日用外出着となっていたりします。
☆ シルエット
506と比べると大きく違う点は、胸のポケットが2つになった所です。
このジャケットのデニム生地は、アップしてあるリーバイスのジーンズの
「502XX 日本製復刻」「503XX復刻」等と同じモノだと思われます。
触り心地は、しっとり、ヌメっとした印象です。
だいぶ着込んでいると思うのですが、ヒジ内側のアタリは出ていません。
全体的に色落ちして、濃淡の差はありません。
あと、ビンテージの507XXと見比べると、
ビンテージはウエストバンド(?)ジャケット下部のステッチ部分が
ビンテージデニムのためか、ねじれて、よれていたりするのですが、
この復刻71507は変化がありませんね、、、
ビンテージ507XXは第1ボタンと第2ボタンの肩の縫製部分が
第2ボタンすぐ上部にあるのに対して、
この復刻版は、ほぼ中央の位置にあります。
さらに、ポケット下の幅(丈)がやや長い気がします。
今の状態から洗濯後、乾燥機に入れたら縮むのでしょうか?
ビンテージ507XXと比べてみると、色々とディテールが違う残念な結果でした。
(注:現在生産されている復刻モデルとは比較していませんので
この71507とディテールは違うと思われます)
このジャケットはサイズが40インチと僕が着るには大きすぎるサイズです。
下に厚手のスウェットを着て、丁度良い位です。
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☆パッチ
皮パッチです。
「Lot 71507 Size 40」 と濃く刻印が残っています。
40インチで自分には 大きいサイズです。
このパッチを見ると 「ニセモノ?」と思ってしまうのは 僕だけでしょうか?
背中側は黒い糸で 縫い付けてあります。 ビンテージは黄色い糸を 使用しているみたいです。 |
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☆ タブ
両面「LEVI’S」の赤タブです。 左が通常状態の画像で、 少し丸まってきています。
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☆ 胸ポケット
やや縦長な印象のある フロントの胸ポケットです。
個体差はある思いますが、 ビンテージ507XXは 正方形に近い形をしています。
ポケット口内側は シングルステッチです。
タブは本体ポケット側に 取り付けてあります。
裏側の画像も撮ってみました。
比較できるものは無いので 何ともいえません。
☆ その他ディテール
背中の肩部分の 折り返し(タック?)の画像です。 背中全体画像を ビンテージと見比べると 肩部分の折り返し幅が狭い 気がします。
ビンテージの復刻モデルなので 裏地には赤耳が使用されています。
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☆ フロントボタン
しっかりとした刻印のボタンです。 ボタン内に文字がビッシリ 詰め込まれている印象です。
裏の刻印は「J22」です。
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☆ ソデ
リベットが付けられています。
ソデはチェーンステッチで 縫製されています。
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☆ リベット
ソデの部分のリベットです。
裏側は文字が凹み 刻印されているモノです。
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☆ 品質表示タグ 無くなっています。 製造年月日が分からないのが残念です。 |
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☆ アジャストボタン
ボタン同士の感覚が やけに広い気がします。
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更新日付 2007年10月21日