RGL-18 携帯・スマホケース ヌメ革使用 

 

 

2014年12月に5年間使い続けた携帯を機種変更して
新たな携帯を所持する事となりました。
最近の携帯は画面が大きく、携帯のサイズ自体が大きくなってしまった為に
今まで使っていた・所持していた携帯ケースが全て使えなくなったので
新たに自作レザークラフトで新携帯ケースを作る事に致しました。久しぶりのレザークラフトです。
  


(裏側画像が思いっきりピンボケしておりました…)

レザークラフト初心者セット(工具)を購入した際に付属していたヌメ革と
別に購入して今までの革アイテム製作時に使ったヌメ革を使っています。
 
サイズは新携帯の実寸から計測して、若干余裕あるサイズで作った…のですが
携帯カバーの事を考えずに作ったので、カバー着用では物凄く窮屈なサイズになってしまいました。
カバーを外せばピッタリ収まります。

おそらく、現在発売されている携帯・スマホならば全て収まる容量です。
  
 
 

近所の雑貨屋さんで購入した赤いスウェード紐を使ってフラップ部分を閉じます。
元々、フラップ部分はレザー切りっぱなしのデザインにしようと思っておりましたが
それでは物足りなく感じたので、急遽別に革を切り出して
フラップ(表裏)と飾り部分、紐を通す部分のパーツを付け加えました。
 

紐を通すパーツ(正式名称不明)があるので
太目の革紐ならば、この部分を通すだけである程度固定されます。
フラップが開く事はそうそうございません。
 

結果、見た目は少し豪華になりましたが、前のパーツと干渉する部分のステッチがありません…
使っていて支障は無いと思いますが。


裏側上部にはフックパーツを取り付けるループと革紐を通す穴だけ開けてあります。
でも、追加でフロントフラップ部分に紐通し箇所を設けたので
裏側の穴に革紐を通さなくても使えるデザインになりました。好みで使い分けて良いと思います。

下からぐるっと一周させて留める事もできます。

 

一応、内張りにもヌメ革を使っています。
ポケット口には飾りステッチを入れてみましたが
前回携帯ケースの時に失敗した「指で携帯が取り出せない」というミスが無い様に
隙間を少しだけ作ったのですが…そのスペースも小さすぎました!
取り出しは結構大変です。
 

割と綺麗に出来ておりますが、ケース下部のステッチ穴開けをヤッパリ失敗して
斜めになって淵・コバのギリギリの部分になってしまいました。
コレは僕の癖で、ステッチ穴開けはやや斜めに差し込まないとイケナイと再確認しました。

とりあえず、携帯サイズぴったりに作る事は出来ました。
 
ケース内で携帯が動かないので、誤作動や不用意な傷がつく事が無いでしょう。
ピッタリ過ぎるだけなのですけど。

(追加で画像撮影しておきました)
 
上画像がケース装着で携帯を入れた状態です。
製作直後よりもだいぶ馴染んだのか?前より奥に差し込むことができます。

こちらが奥までめいっぱい携帯を入れた画像です。ストラップが出ているので携帯が収まっている証明です。
しかし、携帯を触れる部分が狭いので、取り出すのに物凄く手間がかかります。
携帯ストラップを引っ張るのが手っ取り早いです…



コチラが携帯カバーなしでケースに収めた画像です。ケースが外に出ているので違いが判ると思います。
元々、本体サイズのみを計測して作ったので、このサイズで間違いは無かったのですけど…
ケースを付けないで携帯を使えば良いだけの話でもございます。


[製作過程画像]
ブログでもお伝えしておりましたが、改めてコチラにて製作過程を順にお伝えします。
素人レザークラフトの手順でございます。


革を切り出してパーツの接着を行います。内張りも適当に接着しております。
クランプしているのはフックパーツを取り付ける部分です。
オイルも入れた後ですね。ムラムラです。


フックパーツ部分を縫いつけ、接着してから上部ステッチ穴を開けた状態です。
携帯を取り出す口を作ったのですが…結局これでは小さかったです。
革紐を通す穴も開けておきます。


 上部ステッチを縫い終えて、横・下部を接着します。
クランプするピンチ(はさみ)の数が限られているので、割り箸を使って一定の圧力がかかるようにしました。


立たせる事ができます。

 
横・下部を一筆縫い(というか、普通につなげて縫製)しました。見た目はほぼ完成です。
 
裏面を見ると、ステッチ穴を開けるときに油断して淵ギリギリになってしまいました。
やっぱり、厚手の部分にステッチ穴を開ける際には
内側に向かってやや斜めに穴あけ針を打ち込まないといけません。
最初(打ち込み始め)は、そうやっていたのですけど…反省。


フラップ部分が貧相すぎるかなぁ…と思ったので
急遽、フラップパーツを追加します。
裏貼り革と飾りになる革を用意して、後は革紐を通す小さい革を切り出しました。
ちなみに、下の2本の長い革は他アイテム用のベルトループを作るために切り出したモノです。



で、もう完成系でした。
フラップに取り付けてある革紐ループ部分は○状にして裏側で縫い付けてあります。
それなりの完成度ですが、最大の問題は携帯ケース装着状態では携帯が入らない…という点でございます。

作業時間は5時間くらいだと思いますが、一気に作ったわけではないのでもっと時間がかかっていると思います。
接着した後は、まる1日放置して乾かしています。
目安としては、上の製作画像毎に日付が異なりますので
製作期間としては7日くらいでしょうか?
 
 

更新日付 2015年1月17日

 

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