RGL-06 ロングウォレット 6ヵ月使用後レポート

 

 

わたくし「リューノ」が作成した「自作ロングウォレット」の使用状況をお伝えします。

 

今年(2009年)1月に作成して6ヵ月弱の間、普通に使用しておりました。

使い始めは、流石に以前利用していたウォレットとの違いがありますので

扱いに不慣れな部分がありましたが、現在では、難無く利用しています。

 

この期間、特に何も手入れしておりません。

 

表側画像です。

全体的に丸みを帯びたのがお分かりになるでしょうか?

(気になる方は、前回画像と比較して下さい)

カードやら、小銭を入れているので、その分の使用感が出始めております。

 

コンチョ側を上にして、ジーンズのバックポケットに突っ込んで持ち歩いておりますが、

コンチョ反対側に同じ形の当て革(と呼ぶのでしょうか?)を縫い付けた事により、

座ろうが、何をしようが、型崩れせずに屈強な形を保っております!

コレは…正直、狙い通りすぎて怖い位に威力を発揮しております!!

 

ウォレットが折れ曲がるのが嫌な方には、このテのタイプのウォレットを選ぶのをオススメします!!

(あまり見かけないデザインですけど…)

 

ちなみに、このウォレットを入れて穿いているのは

現在は「エターナル811」だけなので、

ソチラのレポートを見ていただければ、バックポケットのアタリ具合を確認できます。

 

5月半ば頃、このコンチョ上部分のステッチが切れそうになっているなぁ…

って、気づいてスグにブチ切れました!!!

…ショック…

という事も無く「まぁ、いつか縫い直せばいいか!」と軽い気持ちでおります。

意外だったのが、この部分が一番ストレスが溜まっていたんだなぁ…と気づいたくらいの事です。

考えてみれば、開閉時に一番動きの出る部分でもありますし、

車のシートに座ったときに、座面と一番接触する部分でもあります。

 

とりあえず、この状態で数日使用しておりますが、

更にステッチが崩壊するような事も無いので、気が向いたら補強しなおします。

 

背面画像です。

使用し始めて、割と早い段階から画像部分が折れ曲がりました!

う〜ん…表側デザインには当て革をつけましたが、

カラダ側の裏側は曲がるとは思っておりませんでした。

でも、使用する分には特に問題の無い部分なので、あまり気にしておりません。

 

この部分が気になるようなら、次回以降は当て革を使えば良いだけですので。

 

ウォレットコードを止めるリング部分は、

ウォレットコードの金具が擦れて細かい傷が出来ております。(画像はありませんが…)

とはいえ、気にならない程度ですし、止むを得ません。

 

開閉時にウォレットを止めるスナップボタンに続くバンド部分(右画像)ですが、

割と早い段階から、ジーンズのインディゴが縫製糸に色移りしました。

コチラも特に気になりません。

 

 

内側の画像です。

今回は普段使用しているそのままの状態で撮影しました!

(よって、カード等の部分は白抜き加工しております)

 

コチラも利用し始める前に、ラナパー(オイル)を塗りこんだだけの状態ですが、

未使用状態からは、若干色合いが変化して飴色っぽくなっております。

 

左画像の小銭入れ部分には、反対側に収めているカードの跡がついてしまいました。

こういう部分の対処方法がわかりませんが、自作なので気にしません。

市販品でも、同じような状態になるのでしょうか?

 

あと「42TALON」を小銭入れのジッパーに利用しましたが

42TALONってボリュームのあるスライダーなので

その厚み・大きさの影響が、逆側カード入れ(付近)部分に出て跡が付いてしまいました!

やはり…ウォレットには小さい持ち手のジッパーを利用しなければいけませんね…

まぁ、コレも自作故の出来事です!!

 

右画像のカード入れ部分ですが、

使い始め当初は猛烈に硬くて、カードの出し入れが困難でした!

しかし、徐々に革のしなやかさが出てきてくれたのか?

現在では、カードの取り出しに苦労する事はありません。

結構な量のカード(ポイントカード含め)を入れているのですが

容量が充分あったみたいで、厚みが気になるという事もありませんでした。

 

 

上で紹介した、曲がった部分の内側画像です。

小銭入れを一回り小さくしたので、その影響もあって曲がりやすい状態になっていたみたいです。

 

【感想・まとめ】

かなり大きいウォレットになってしまった…と、製作時には思ったのですが

使って半年弱も経過すると何も気になりません。

カラダに馴染む形になってきたのかもしれません。

 

出先で、ウォレットを取り出して「何処のモノですか?」とか聞かれるくらいです…

「いやぁ〜自作です!!」って笑いのネタになります。

 

割と身近な方々(ファッション関係に詳しい方)にも見せると

割と評判が良く「商売できるよ」とまで言われたりもしますが、

流石に一流ブランドのレザーアイテムと比べたら、仕上げ部分が猛烈に見劣りするので

ソノ気は全くございません!!!

 

しかし、コードバンのレザーアイテムを初めて使っていますが

(正確にはランドセル以来かもしれませんが…)

コードバンってキレイですねぇ…

手入れをしなくても、まだまだ光沢がありますし、

表革に使用したので高級感が出ているので

僕の稚拙な作業を全て包み隠してくれております!!!

 

コードバン使用アイテムが高額なのも頷けます!

 

とりあえず「本当にブッ壊れる」まで、延々と使い続けますので

新たなウォレット製作には当分取り掛かる事はないでしょう。

(面倒ですし…)

自分で作って満足に使い続ける事ができるのですから

レザークラフトは、とても実用性のある趣味といえますね。

 

更新日付 2009年6月4日