RGL-06 ロングウォレット 10ヶ月使用後レポート

 

 

わたくし「リューノ」が作成した「自作ロングウォレット」の

製作から10ヶ月後の使用状況をお伝えします。

数日後に「稲妻フェスティバル」が控えているので、たまには手入れしておこう…と思っただけでございます。

 

 【ロングウォレット メンテ画像】

自作の携帯ケースとの画像です。一緒に撮影したのは初めてなのかもしれません。

こうやって見比べると携帯ケースが意外と大きいですね。両方共に特に手入れしておりませんでした。

 

スナップボタンのメス側(凹側)が、かなり変形してしまっているので

この機会に取り外して交換することにしました。

ネジの形状が「皿型」だからかもしれませんが、ボタンの形状が変形して尖ってしまっております。

当然の事ですが、革部分にもボタンがの減り込んだ後があります。コンチョ跡も付いています。

折角、コンチョを外したので、今まで撮影していなかった裏側部分を公開します!

ケネディコインですが、製造年が「1966」です!正しく「ロクロク」です!!

 

手元に残っていたハギレの「栃木レザー」で、コンチョ裏側に仕込む円形パーツと

ボタンの土台(減り込んでいる部分)にあてがうパーツを切り出しました。

本来ならば、その大きさの穴を抜く道具を使えばキレイに円形に切り出せるのですが

特に目に付く部分でも無いので、正方形に切り出してから徐々に角を削っていきました。

この後、多少形を整えてから使いました。

 

どうして撮影してあるのか忘れ去った画像ですが、

おそらく上2枚のウォレット右側(左・カード入れ部分 右・背面部分)にだけ

「ラナパー」を塗っているはず…です。

内側画像だと分かりやすいのですが、色合いが若干異なります。

コチラの2枚の画像も「ラナパー塗り込み 無し・有り」の画像です。

なるべく同じ条件で撮影しております。

明るさが異なるのですが、左画像(未塗り込み)だとコードバンがくすんでしまっているのです。

右画像ですが、コードバン部分にラナパーを塗り込んでいるのですが

明らかに艶が出るのが分かりました。

 

 

【ロングウォレット ラナパーオイル塗り込み後画像】

「ラナパー」を表側・内側全てに塗りこんだ後に撮影したウォレットです。

基本的には「コードバンはメンテナンス不要」と言われておりますが、

僕の使用したコードバンは若干艶の少ない革質だったので、

ラナパーを塗ることによって革全体がコーティングされて艶が出るのです!

 

ちなみに、同じ馬製という事で「マスタングペースト」を目立たない部分に少しだけ塗ったのですが

コードバン自体に浸透してしまい、特に艶が出るという事はありませんでした。

個人個人で好みが分かれる部分だと思いますが、

僕的には、車のワックスのような効果を感じ取れる「ラナパー」の方が

コードバンのメンテナンスに合っているような気がしました。

前回の画像(6ヵ月後レポート・未手入れ撮影)と比較していただくとお分かりになるのですが、

ウォレット全体の艶が全く異なります!

コンチョもシルバー磨きでキレイにしたら、くすみが無くなってキレイになりました!

…単純に放置しすぎたと反省しました…

スナップボタンのメス側部分も、新しいパーツと交換しました!

お陰で脱着はカッチカチとなったので、今までのユルユル具合がなくなりました。

 

ウォレットコードをつなぐリングもキレイに磨きました!

書き記す事も無いのですが、やっぱり汚れておりました…

 

内側部分にもラナパーを塗りました。

指の入り込まない部分には綿棒を使って塗りたくりました。

どうしようも無い部分かもしれませんが、どうしてもフチ部分ばかりが色の変化が大きいです。

持ち歩いていないとき(家にいるとき)に、内側を開いて日光浴させないといけないのかもしれません。

 

右画像は「42タロン」のを撮影したのですが、特に変化が無いかと思います。

開閉は凄くスムーズなので満足しております!

 

更新日付 2009年10月23日