RGL-04 サドルレザー ペンケース (栃木レザー製) 加工後

 

 

ジッパー取り付け練習として作成したペンケースですが、

マチを作らず、ペッタンコでしたので

中に空間を作るべく加工いたしました。

 

とはいえ、作業は

「外周ステッチ脇の表革部分を水で濡らす」

「内側から先端に丸みのあるペンで、グリグリ広げてスペースを作り出す」

「キッチンペーパーを詰めて、型付けする」

「1〜2日放置」

で完成です。

 

【ペンケース 加工後画像】

 

ナナメ上からの画像では分かりづらいかと思いますが、

しっかりとボリュームを持たせて、中の空間が出来上がっております。

 

一応、様々な角度から撮影してみました。

厚みは照明の当り具合でお分かりになっていただければ良いのですが、

それよりも「ステッチ」がキレイに出来ているのに自己満足できます!

そういえば、父親や知人の方にも見せたのですが

ステッチの縫い終わりが一見するだけでは分からないみたいでした。

ジッパー部分側から見ると、スライダーの持ち手以上の厚みは確保しております。

一番厚みを持たせている部分で「約1.8ミリ」の幅がありました。

試しに「ドクターグリップ」を入れてみました。

太いペンですが、充分に収まりきります!

ドクターグリップならば4本は収納できそうです。

 

後日作成したベルトループとの画像ですが、コレが何かと申しますと、

ペンケースは数日、割と日に当る場所に放置しておきました。

つまり、サドルレザー・ヌメ革の日焼け実験です!

 

と言うと、僅か数日の経過なので大袈裟ですが、

それでも色合いが異なっているのがお分かりになるかと思います。

ベルトループは、ほとんど日に当てていない状態ですので白っぽいのですが、

ペンケースは、少しづつですが「飴色」に変化していく前兆が出ております!

 

革のエイジングを試した事が無いのですが、

今後、このペンケースを普通に使っていきたいと思っております!

ようやく、チョットオシャレなペンケースを持ち歩けます…

 

更新日付 2009年1月13日