ヒグマジーンズ HGM-1 穿き込みレポート 6 (5ヵ月後)
【前回撮影 2009年2月10日】 【今回撮影 2009年4月3日】
【穿きこみ期間 約5ヵ月(150日程)】 【穿き込み開始日 2008年11月9日】
【洗濯回数 0回 (トータル 2回)】
【穿きこみ中ジーンズ 室内穿き専用】
「ヒグマジーンズ HGM-1」の穿き込みレポート「5ヵ月後」をご報告いたします。
本来でしたら3月初旬に一度報告しておきたかったところですが
諸事情(割と多忙)により、4月になってからのジーンズ撮影になりました。
とりあえずの目標が「半年間は室内穿きで、洗濯を行なわない」という事だったので
もうすぐ穿き込み開始から半年が経過するのか…と思ってしまいます。
つまり、まだ最初の洗濯しか行っていないという報告です。
前回のレポート後から、徐々にアタリ部分の色落ちが進んでいるのが実感できてきたので
なるべく早く報告したかったのですが、どうぞご了承下さい。
【ジーンズ全体画像】
言い訳がましくて申し訳無いのですが、
以前から使用していた電気スタンドが壊れてしまったので、違う電気スタンドの下での撮影となりました。
蛍光灯の色合いも違っていたので、画質調整は行ないましたが
以前と色合いが若干異なってしまうかもしれません。
とりあえず、色合いよりもジーンズ本体の色落ちの具合を参考にご覧下さい。
さて、肝心の穿き込みの報告ですが、
2ヵ月期間が空いたのは関係無く、徐々にアタリの付き方が加速してきたと思えます。
以下の画像から各部の紹介と共に感想を書き記します。
【フロント画像】
前回の「レポート5」と比較すると、画像ではそれほど変化が見られませんが
ジーンズ実物をジックリと見ると、シワの部分のアタリが白く色落ちしているのが確認できます。
2ヵ月間という短い期間で一気にアタリが付いた訳ではございませんが
徐々に、確かにアタリが付いていっている…のは事実です。
引いた位置からの撮影です。
最初の糊付けから5ヶ月経過しているので、随分と糊のパリパリ感は無くなり
アタリシワも立体的な固定が薄れてきたなぁ…と思っておりましたが、
撮影してみると、なんとかシワは残っております。
一応、脱ぎっぱなしの状態のジーンズを、そのまま床に置いて撮影しておりますので、
特にシワを整えたりしておりません。
まぁ、照明をウエスト上部分から当てているので、
シワの立体感がより強調されているのも事実だと思いますが、
実際穿いているときも照明(日光)は上から当りますので、リアリティのあるシワと影になっているハズです。
セルビッジ部分・耳のアタリは、ほとんど出ておりません。
穿き方に問題があるのか分かりませんが、僕は耳のアタリを出すのがヘタなのかもしれません。
(もしくはサイズが大きいのでしょうか?)
デニムの拡大画像です。
前回同様(付近)の場所を撮影しております。
左側画像がコインポケット下側ヒゲ部分のシワになりますが、
前回の画像と比較すると、シワの頂点部分が確かに白く色落ちはじめております。
とはいえ濃淡の出る程でも無いので、変化はまだまだコレからだと思います。
右側画像が右足太腿部分の画像です。
物凄くデコボコ感のあるデニム生地では無いので、縦落ちの具合は自然な雰囲気です。
ムラのある部分が徐々に色落ちし始めた、という現状です。
左画像が膝部分の下がりヒゲ、右画像がフロント爪先側のスソです。
下がりヒゲは頻繁に胡坐をする為か、一番クッキリとアタリが出ています。
膝のアタリも出てきている…ように見えます。
爪先スソ部分の拡大画像です。
チェーンステッチのウネリは少ないですね…洗濯しておりませんし。
アタリは随分と出てきております。
ボタンフライ部分と、コインポケットの画像です。
ボタンフライの特徴でもあるボタンのアタリは出ておりません。
コレは1年半穿き込んでいるエターナル811でも出ていないので、正直期待しておりません。
コインポケットも、何かを入れているわけでは無いのでアタリは出ていません。
購入時に付いていた、中央のシワがそのまま残っているだけです。
他のリベット部分と比べると、股リベットが若干腐食してきているように思えます。
【ヒップ・バックポケット画像】
室内穿き故、特に変化の見られないバックポケット周辺です。
前回よりも、補強布部分のアタリが出たかな?程度です。
座っているので、座る際に当る部分が色落ちしているだけです。
タブは丸まらない材質ですので、特に変化が無いのは当然なのですが
隠しリベットのアタリも出ていません。
ベルトループ中央部分のアタリは、少しずつですが進行しております。
バックヨーク周辺に至っては、変化が無いだけでなくシワすら伸びはじめております…
革パッチは特に変化も無く、オイル等でメンテしている訳でもございません。
膝裏のハチノス部分の画像ですが、シワは付いておりますが変化がよく分かりません。
どうやら僕は背面(ヒップ・膝裏)の穿き込み方がヘタみたいなので
あまり期待していないのが現状です…
踵側のスソ画像です。
本来でしたらシューズを穿いて、若干ゆとりのある丈に直しているので
室内では常に踵で踏んで歩き回っているのが現状です。
そのため、一番擦れて色落ちが進行しているのは…悲しい事実です。
画像の位置がそのまま左右になります。
左足側は、インシームが捻れて来ているので、シワがインシーム部分で止まっていますね。
右足側の方が、キレイにシワがそのままアタリとなって出ております。
肝心のアタリ・色落ちなのですが
ヴィンテージ感・雰囲気のある、ジンワリとした色落ちが進んでおります!
「全体的な色落ちが、このスソ部分の状態で出てくると凄い色落ちになりそうだ…」
と、期待してしまいます!!
スソを踏んで、色落ちの進み具合を知る事が出来た反面、
スソ内側のチェーンステッチは…
もう切れ切れになりそうです!!!
これは…チョット怖いです…
【感想・まとめ】
予定ではあと1ヶ月後に、外穿きデビューを飾る事になるのですが
このヒグマジーンズが外穿きになる分、室内穿きジーンズ枠が空いてしまいます。
で、次回室内穿きジーンズを何にするか?
穿くべきジーンズは山のようにありますが、特に候補が決まっていないので
正直、次の穿き込みジーンズが決定するまでは
この「ヒグマジーンズ HGM-1」を室内穿きとしていこう…と考えております。
基本的に、帰宅してから・休日等は室内・自宅にいるので
穿いている時間の長さだけだと、室内穿きの方が長くて良いように思えますが…
どうなのでしょう??
更新日付 2009年4月7日